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ビフォー小沢、アフター小沢

 意味不明なタイトルになってしまいましたが、民主党のことです。先日、政治アナリストの伊藤惇夫さんが弊社の政経懇話会で講演しました。そこで出たのが民主党に存在する二つの文化です。伊藤さんいわく、民主党は小沢以前と小沢以後の文化に大別することができ、その文化の衝突が政界再編に大きく影響するというのです。
 ビフォー小沢の時代は「大学の文科系サークル」のような雰囲気だそうです。上下の区別はあまりなく、誰もが仲良く、言いたいことを言い合う雰囲気ですね。これに対し、小沢氏登場以降はまるっきり「体育会系サークル」です。上下が厳しく、上が白といえば白という世界です。先の衆院選で初当選した新人議員に対する研修はまさにこの世界です。田中派の一致結束箱弁当という言葉を思い出しますね。
 ビフォー小沢の文化を満喫していた人は、「体育会系」アフター小沢の今に、とてもなじめません。伊藤さんはなじめない政治家を数人挙げていましたが、こうした状態で何かあればそれをきっかけに二つの文化が衝突し、政界再編に発展しかねない―というのが伊藤さんの分析でした。
 なるほど。まるで小沢氏登場は民主党にとってフォッサマグナみたいなものです。政界再編という地殻変動の要因になるのですから。小沢氏の豪腕ぶりの一端がうかがえる講演でした。(理)

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