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〝正念場〟3題

1003151.jpg 14日に、民主党の参院選総合選対発会式をのぞきました。よく知った顔が。ところが話をしていると「厳しい」との声。小沢幹事長の「政治とカネ」の問題、さらに「北教組事件」、比例するように鳩山政権の支持率はどんどん低下。支持者からも厳しい声が寄せられているとのこと。皆さん、参院選への影響を心配しています。
 この日は鳥取選挙区の坂野真理氏の選対の発足式でもありました。坂野氏は「出馬表明から8カ月、切り立ったがけを登ってきたが、まだ2割登ったか登らないか」。悲壮感も感じました。この日は坂野氏の地元から選挙をよく知っておられる方も来られ、たぶん同じ分析だと思いますが、「まだ2割は登っていない」というのが正直な感想。
 地元の倉吉市、東伯郡でも、まだこんな声をよく聞きます。「真理ちゃん、なんで民主党に走っちゃっただいな。子どもも小さいし、もうちょっと我慢すればよかっただが。応援したくてもできんが」。中部には祖父で自民党の坂野重信氏に世話になった人もあり、保守地盤でもあります。たぶん「民主の坂野」のとっかかりの部分で、まだまだ理解を得られていない気がします。また、倉吉は選挙が非常に難しい所。今後、どのような戦いをしていくのか、注目しています。
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 その会場で話題となっていたのが、倉吉市議会常任委での新年度当初予算案の否決です。16日の最終日の採決で否決されれば、県内で初めてではないかとの声も。確かに常任委で否決されたけど本会議で可決の例はあります。また、米子市では全議員参加の予算審査特別委で否決されましたが、本会議では可決しています。
 会場の議員からは「仮に否決となった場合どうなるのか」との声も。いわゆる緊急を要する予算のことです。ただ、最後は「倉吉市議会らしい」で話が完結してしまいます。
 同市議会は改選後の会派再編で、議会内が二分されています。10対9(議長除く)、絶妙のバランスです。しかも市議は〝選手〟がそろっています。当然、対立も激しいものです。辞めていく長谷川市長の予算編成に対する姿勢が問題視されているようですが、長谷川市政は最後の最後まで踏んだりけったり。迷惑をこうむるのは市民ですが、その市長や議員を選んだのも市民。倉吉はまだまだ低迷が続きそうです。
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 翌17日の最終日に正念場を迎えるのが県議会。最大会派の県議会自民党が定数削減の条例改正案を提案することを決めました。満を持して、でしょうか。鳥取、東伯、米子選挙区が各1減で合わせて3減案。ただ、現状は可決されるかどうか不透明で、他会派の動向が注目されます。
 議員一人当たりの人口や島根県などとの比較など提案理由はすでに本紙に書かれていますので省きますが、要は今やらねばできない、ということでしょう。これまでにも定数削減はそ上に上ってきましたが、なかなか実行できませんでした。いろいろな意見や事情があることはよく分かります。提案した自民党の中でさえ「生首を斬るようなことは」と同僚議員への配慮を示す声もあります。ただ、市町村議会は合併に伴い削減してきています。一つの問題提起だと受け止めています。
 記者になって、これまで市町村議会や県議会を取材してきました。選挙で勝ち上がってくるのは大変なことです。当選後、がっかりさせられたこともありますが、お世話になったり、懇意にしてもらっている議員も多くいます。質問戦には物足りない面もありますが、基本的に議会が好きです。半面、日常活動も含め議会議員に対する有権者の厳しい声もこれまで多々耳にしてきました。
 お前の考えはどうか、と尋ねられると、今の有権者は「量より質を求めている」と答えます。(鵜)

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