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ジュニア新聞記者

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 原稿に鉛筆で記事を書いていた経験を持つ身にとっては、技術革新に伴う出稿作業の変化は高い壁でした。ひらたくいえば、イマドキの機械についていけないのです。初めてワープロで原稿を打ち始めたころは(そういえばそれまでは「原稿を書く」でしたが)、とんでもなく時間がかかり、これなら手書きのほうがいいなあ、と思ったものです。ワープロからパソコンに移行したときも、フィルムカメラからデジタルカメラに乗り換えたときも、ハードルにつまづき、蹴倒すようにしてようやく技術を習得していきました。
 この日の子どもたちはそんな経験をはるかかなたに押しやるような高いスキルを持っていました。先の連休、鳥取市の久松公園で開かれた本紙のジュニア新聞記者企画です。因幡の祭典のフィナーレイベント「いなば絆ドリーム」の協賛行事で、抽選で選ばれた4組12人のジュニア新聞記者が「ドリーム」の様子を取材。出稿した記事と写真を移動編集車「みみちゃん」でその場号外にして発行する内容です。
 ジュニア新聞記者は小学4~6年生でしたが、パソコンもデジカメアレルギーもありません。すいすいと使いこなし、あっという間に出稿完了です。中には取材にデジタルレコーダ-まで持ち込む児童もいて、大人顔負けのスタイルでインタビューしていました。
 デジタル化をハードルと考える世代にとっては、そんな姿は素晴らしいと映るのでしょう。本紙のスタッフから異口同音でほめられていました。「すごいねえ、将来、ウチに入る?」。最初はまじめに聞いていた児童ですが、さすがに3人ぐらいから同じ内容でほめられるとあきれ顔です。4人目に同じことを言った私は「日本海新聞の人って、おんなじこと(=すごいねえ、将来、ウチに入る?)しか言わないんだね」と冷ややかな返事を頂戴してしまいました。(閑)※写真は完成したその場号外です

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