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2010年05月29日

ドラマの力2

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 このコラムで先日<韓国の人気テレビドラマロケを誘致したら>と書いたら、本当になってしまいました。
 実は4月23日のソウル便に乗っていたのですが、米子空港で業界人らしい一行を目撃していました。<あれは、だれだろうねえ>と連れと話していたのですが、彼らがロケの視察ご一行だったようです。非常に目立つオーラを放っていましたから、目撃された方は分かるのではないでしょうか。
 ロケが決まったとはいえ、本番はこれからです。特に問われるのはロケの支援体制です。テレビドラマですが、制作費が十数億円ともうわさされます。しかも、いわゆるアクションドラマです。例えば鳥取砂丘や若桜街道でのカーチェイスなど超法規的なシーンの撮影が求められる可能性があります。そうなれば、支援できるのは行政だけです。一方でエキストラの確保や歓迎ムードの醸成など住民の協力なくしてはロケは成功しません。官民ががっちりと協力しないとロケの有効な支援はおぼつかないでしょう。
 ロケが成功し、韓国人観光客が大挙押し寄せる未来図もいいのですが、鳥取はロケに好適な地だという評価が根付いてほしいものです。(理)

2010年05月20日

議会力

 199.JPG 壇上に並んだ4氏は北海道と神奈川、長野、福岡各県内の町議会議長。昨日開かれた全国町村議会議長会の研修会で、自らの町議会の取り組みを報告していました。議員の質問に対する町長の反問権を設けたという議長は「町長の質問を恐れて議員は質問を精査するようになった」とのことです。
 「地域主権」を掲げる現政権の方針が具体化すれば、自治体の裁量は増え、予算や政策を最終決定する議会の責任は重くなります。北海道夕張市の財政破綻は記憶に新しく、果たして地方議会は中央からの権限、財源の移譲に対応する仕事ができるのでしょうか。
 反問権の設定や議会報告会の開催を自ら課して明文化する「議会基本条例」制定の動きが広がりつつあり、県内でも南部、北栄、若桜の3町議会が取り入れました。若桜町議会は今日から報告会を始め、明後日は北栄町議会の報告会がスタートします。さて、皆さんの地域の議会は変わろうとしていますか。(風)

2010年05月19日

選挙へ

 週明けから参議院選挙関連の記事に「2010参院選」のカットをつけています。想定される6月24日公示、7月11日投開票の日程に向け、社内体制のギアを最高速に上げたイメージです。
 今回の選挙は何を問うものになるのでしょうか。民主党にとっては政権交代最終章の選挙であり、単独過半数の獲得が至上命題です。一方、自民党にとっては政権回復の足がかりとして、参院勢力を何としてでも掌中に収め、「ねじれ」の再現に持ち込みたいところです。第三極を狙うミニ政党にとっては最初の選挙が早くも正念場であり、存在感を誇示するだけの議席を確保したいところです。既成政党は消長の危機であり、まさに踏ん張りどころといえるでしょう。
 しかし、焦点がはっきりしている政局に対し、政策面では選択基準が分かりにくくなっています。民主マニフェストの実効性を問う最初の選挙であり、厳しい逆風も想像されますが、対する自民マニフェストも総花的でピリッとしません。ミニ政党が掲げる一点突破全面展開的なポリシーは、地方からすると遠い存在に映ります。
 参院選は各種選挙の中で最も選挙運動期間(17日間)が長く設定されています。選挙区あたりの面積が広いだけでなく、比例での運動に時間がかかるからでしょう。そうした要素に加え、今選挙は先述したように選択基準が分かりにくくなっています。始まった不連続シリーズの「2010参院選」では、どんな政策課題が鳥取県に横たわっているのか、じっくりと掘り下げ、有権者に提示していきます。(閑)

2010年05月06日

GW総括

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 最後の高速千円となる大型連休が明けました。2日早朝に中国縦貫道落合JCT付近を通過しましたが、米子自動車道に流入する自動車が上り下りともにいわゆる「出口渋滞」の列を作っていました。これは多いなと思いましたが、案の定、連続ドラマ効果に恵まれた境港市の水木しげるロードは、新記録の大にぎわいです。
 バブル崩壊以来、家族の行楽は「安・近・短」が一貫してキーワードでした。戦後最長の景気などといわれましたが、企業実績は回復しても個人の所得は回復しない「実感なき好景気」が続いたため、ずっと家族の行楽は「安・近・短」だったのです。この傾向が変わったなと実感させたのが、昨年の高速千円です。高速料金が激安となったため、安・近・短から安・遠・短へと変化しました。無料のテーマパークである水木しげるロードがより遠くの観光客を吸引するようになったのは、言うまでもありません。
 GW明けは毎年GW観光の総決算記事を掲載するのが通例です。水木しげるロードは既に過去最高が確定していますが、県内全通したばかりの鳥取自動車道の効果はどうだったのでしょう。観光立県を掲げる鳥取県にとって鳥取道が全通した今年のGW観光の数字は大いなる試金石となるはずです。観光客は県内をどんな動線で巡ったのでしょうか。記事が楽しみです。(閑)