平謝り
サッカーW杯も一次予選をほぼ終えましたが、圧倒的存在感を放っていたのが、選手ではなくアルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ監督です。さすがは、元悪童ですね。おまけにチームは3連勝で首位通過ですから、毒舌も全開です。その矛先は地元アルゼンチンのメディアに向けられました。記者会見でこう言い放ったのです。
「選手たちに謝罪をしろ」
実はW杯の予選でアルゼンチンは調子が悪く、地元メディアはマラドーナと選手たちをぼろくそに貶めていたのです。この構図、日本とそっくりですね。
わがサムライブルーも25日未明の死闘を制し、見事に決勝リーグ進出を果たしました。事前の予想をはるかに上回る活躍に、日本メディアは完全に手のひら返し状態です。さすがに日本代表の岡田監督は悪童とは違いますが、勝利に浮かれない自制した態度が、かえって浮かれたマスコミに対する最大の皮肉のようです。
ここはマスコミそろって平謝りしましょう。事前の予想がまったく違っていたことを認め、脱帽しましょう。岡田ジャパンのサムライたちはやるべきことをやる素晴らしいプロフェッショナルだったのです。(閑)

1997年7月、境港市竹内団地で「山陰・夢みなと博覧会」が開幕したばかりでした。メーンパビリオンの環日本海交流村を派手な服装の男性が歩いています。「誰だろう」と同僚記者とともに近づくと、何と鳩山首相でした(もうすぐ前首相ですが)。当時は民主党を結成し、菅新首相と共同代表を務めていたころです。館内は飲食禁止なのに、ソフトクリームを食べながら観覧していたのが印象的でした。中曽根元首相に「ソフトクリーム」とその政治姿勢を揶揄されたのは、ずっと後でしたが。