平井知事の「出方」は
参院選は、自民党の圧勝に終わりました。接戦が伝えられましたが、終盤に引き離し、終わってみれば約2万5000票の大差でした。選挙のたびに思うのですが、やはり自民は選挙をよく知っています。勝つためにはいま何をしないといけないのかを考え、的確に指示を出し、それに応えられる人材や組織を持っています。民主とはプロとアマぐらいの差があり、この壁を突き崩すのは大変なことです。
民主は、毎回総括したことが次に生かされないのが問題。引責で代表と幹事長が辞意を表明しましたが、それだけでは根本的な解決になりません。いつまでも連合頼みではなく、県連としてのリーダーシップを発揮しないと、結局は同じことの繰り返しです。
この結果を受けて、気になることがあります。平井知事の「出方」です。たぶん来春の県知事選には再選を目指して出馬されるでしょう。表明は県議に任せますが、一体どんな形で選挙に向かうのか。知事は初めての選挙でこの点で苦労しています。半面、非常にバランス感覚のある人です。県民から人気が高いのですが、前知事のように「政党の推薦はいらない」とは言えない人。悩ましいところです。
次も「無所属で自民推薦」が基本線になると思いますが、政権与党の民主はどうするのか。相乗りすれば楽ですが、ますます選挙対応が「弱体化」します。さりとて、平井知事に勝てるだけの人材があるか、見つけられるか。民主の悩みも尽きません。(鵜)