« 「東京日記」2010→2011 | メイン | 帰省ラッシュと倉吉駅 »

「大阪日記」2010-2011

 「荒川」が流れる埼玉県境の東京・西高島平での生活は一転、異動にて大阪へ。ミナミの歓楽街を流れる「道頓堀川」沿いを訪れることしばしば。大学のボート大会が開かれる荒川の健康的な雰囲気とは裏腹に、道頓堀川のそれは、宮本輝著『道頓堀川』によると、次のようになる。
 「夜、幾つかの色あざやかな光彩がそのまわりに林立するとき、川は実像から無数の生あるものを奪い取る黯(くろ)い鏡と化してしまう」
 ネオンの光に染まっても、日が差せば「巨大な泥溝(でいこう)」になる道頓堀川は、歓楽街を流れるがゆえの宿命か。
 いや、違うはず。
 「川は川なりにきれいになりたいと思うけど、関心が無かったら『ええやん』ということになるやん」と取材で知り合った大阪人は説き、河川の浄化運動に精を出す。
 全国どこに行っても地域を愛する人はいる。それが、記者の機微に触れ、筆を走らせる。鳥取の外にいてもこの気持ちを大切にしたい。新年の抱負です。(風)

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)