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若桜谷の車窓から

 先日、若桜鉄道で若桜まで往復しました。
 駅に止まる度に案山子(かかし)を見ることができ、楽しい小旅行でした。

 本紙記事によると、案山子は、日本生命鳥取代理店営業部長の岡上正人さん(56)が同鉄道に働き掛け、設置したものだそうです。各駅のホームや待合室に等身大の案山子が置かれ、ベンチに座るなどして乗客を出迎えています。どれも本当に微笑ましく、ほのぼのとしたローカル線の風景を見事に再現しています。

 若桜に行く度に、案山子の数が増えているような気がします。駅員かと思ったら案山子だったり、子どもが駅で遊んでいると思ったら案山子だったり。ベンチの半分ぐらい案山子が座っていたりして、人間より案山子のほうが多いのでは??と笑ってしまいます。

 帰りの汽車で車窓の風景を楽しんでいたら、農作業の手を休めこちらに手を振るお年寄りが。よーく見たら、これも案山子でした。思わず手を振り返してしまうところでした。花もきれいに植えられ、地域の思いが伝わってきます。新たな魅力が加わった若鉄で、ちょっとした「非日常」体験ができました。(北)

http://www.nnn.co.jp/news/090113/20090113006.html

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