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2010年12月30日

2010年

 今年もあと3日で終わりです。鉄道関連のニュースもいろいろありました。東北新幹線の青森延伸、かつてブルートレインで使用されていた愛称「みずほ」「さくら」「はやぶさ」が新幹線で復活決定(2011年3月から)、九州新幹線の3月全線開業決定、0系新幹線の引退など。地元関係では餘部鉄橋の切り替え、189系気動車の運用開始、181系気動車の定期運用離脱など盛りだくさんでした。
 自分自身のニュースは、念願の500系乗車、韓国高速鉄道KTX乗車、国鉄車両の座席購入、Nゲージ展の企画に携わるなどでした。
 KTX乗車は他国の高速鉄道に初めて触れる貴重な経験でした。フランスTGVの技術を導入して敷設された高速鉄道はフランスに行かなくてもお隣韓国でも味わえるヨーロッパの香りでした。餘部鉄橋は98年の歴史に幕を閉じ、新たなコンクリート橋で再スタートしました。旧鉄橋最終日の8月11日のはまかぜ5号に乗るため、指定券も買って香住に行こうとしたのですが、局地的豪雨のため543Dが大幅遅れで、乗車予定の折り返し546Dが運休(確認はしていない)したので、残念ながら橋上でのお別れはできませんでした。500系こだま730に乗車したのも感激でした。こだま号自体に乗るのは大学生以来約30年ぶり。遅い遅いと思っていたこだまが270㌔で営業運転しているのに驚きましたが、広島―岡山間を1時間29分かけて走る(のぞみは35分で走ります)遅さに納得でした。
 2011年も鉄道ファンでありたいと思います。みなさまのご指導、ご鞭撻をお願いするとともに、ご健勝をお祈りいたします。 (修)
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上:のぞみ730(岡山駅) 下:KTX(ソウル駅)
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2010年12月24日

豊岡―鳥取間に臨時快速列車運行 来春から

鳥取県交通政策課から、当ブログへの情報提供がありました。

来春のダイヤ改正で、JR山陰線豊岡―鳥取間に臨時快速列車が走るそうです。
同区間は現在、快速列車はおろか、直通の普通列車さえなく、浜坂で乗り換えが必要でした。
兵庫県北部・鳥取県東部の交流を考えると、このニュースは朗報です。

運行期間、本数、ダイヤなど詳細は不明です。マニアにとっては、どの車両が使われるのかも重要なポイント。もはやエーデルの車両もないし、キハ47じゃ臨時快速としては味気ないし、何が使われるのでしょう。さあみなさん、予測しましょう。

現在、この臨時快速列車の愛称を募集しており、県では「列車の名付け親の募集と言うことで、鉄道ファンの皆さんにもご応募いただきたい」と呼び掛けています。くわしくは以下のページをご覧ください。メールでも応募できるようです。(北)
ホームページ http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=151376

ちなみに、山陰線は山陰海岸ジオパークのエリア内を走ります。が、快速「ジオパーク号」という愛称は、すでに糸魚川ジオパークのある大糸線で走っていますので、採用される可能性は低いでしょう。こちらはキハ52の2両という話題性のある編成。
http://railf.jp/news/2010/05/07/093000.html

2010年12月22日

言い方を考えよう

夕方の混雑する時間に、山陰線の普通列車に乗りました。

外は雨。鳥取大学前から大勢の学生や中高校生が乗り込んできました。キハ47による2両編成の列車はすぐに満員になりましたが、列車の入口付近に乗客が集中したため、まだ全員が乗車できていません。

「車内中ほどにお詰めください…」
再三にわたって車内放送がありましたが、それでもまだホームに人が取り残されています。
時計の針は出発時刻を過ぎています。

その時でした。

「ドンドンドン」と、ホームから激しく窓をたたく車掌の姿。
ドア付近まで駆け寄り、車内をのぞきこんで乗客に向かって大声で叫びました。

「もっと中に詰めて!!」「空いてる席に座ってよ!!」

定時運行が最大の使命である鉄道マンにとって、乗降に手間取りダイヤを乱すのはあってはならないことなのでしょう。確かに、席が空いていても座らなかったり、中央付近に詰めようとしなかったりと、乗客のマナーの悪さも目立ちます。

しかし、ですよ。よく考えてください。中高校生と言えども、金を払って定期券を買っている立派な乗客です。その客に向かって、敬語もろくに使えない社員が未だにいるとは。もう国鉄じゃないんですよ。民間企業ですよ。どこの企業の社員が、ぎゅーぎゅーに詰め込まれた客に向かって「詰めて!!」「座ってよ!!」などと叫びますか。

「申し訳ございませんが一歩ずつ中にお詰めください」「空いている席にはお座りください」と、なぜ言えない。あなたの子どもでも、あなたの生徒でもありません。ベタ座りしている高校生を叱るなら少々きつい言い方でもいいと思うが、この状況は声を荒げるほどのことじゃないでしょう。ダイヤを守りたいがために焦って乗客にあたっているというのがバレバレです。

そもそも、ラッシュ時に2両という車両計画に無理があるのではないか。しかもこの日の車両はロングシートが増設されたタイプではなく、ボックスシートを中心としたオリジナルの座席配置。中に詰めろと言われても、オールロングシートの都会の電車とは違うんだから…。中高生だけに一方的に非があるのか?

「あんな言い方しなくても…」とひそひそ話す中学生。車内の雰囲気が一気に冷え込み、車掌に対して冷たい視線が注がれたのは言うまでもありません。(北)

2010年12月21日

さよならを告げに…

浜坂駅のホームで181系を眺めていたら、乗り鉄の血が騒ぎ出し、急きょ乗ってみることにしました。浜坂から乗車する人は少なく、指定券を難なく確保。城崎温泉まで乗車券込みで1790円。最後の思い出づくりです。

指定された2号車4番A席へ。この車両には4人ほどしか乗っておらず、全員が鉄っちゃんらしき人たち。ビデオカメラを回している人もいます。他の車両も似たようなもので、カニ客は1組か2組でした。香住、佐津、竹野と停車するうちにカニ客は増えていきました。

それにしても、乗り鉄って意外と少ないもんなんですね。この日は沿線で写真を撮っている撮り鉄のほうが多いようでした。

発車の際のエンジン音をしっかりと耳に焼き付けておきました。乗り心地は良く、まだまだ使えるのにもったいない、というのが率直な印象。特急列車らしいどっしりとした落ちつきがあります。

これが本当の最後の乗車になるでしょう。さらばわが青春の特急列車。
ありがとう181系。さようなら181系。(北)

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ガラ空きの「かにカニはまかぜ」車内。最終日の23日は満席になるだろう

2010年12月20日

181系と新余部橋梁

撮り鉄ではないのですが、通称お立ち台から、新余部橋梁を渡る181系を撮ってきました。タイミングが微妙にずれて少々残念な結果に終わりましたが、記録ということで大目に見てください。

当日は寒い一日となり、余部の家の屋根には雪が。気合の入ったたくさんの撮り鉄たちに囲まれ、ブルブル震えながら列車を待ちました。北風の冷たいこと…。ちなみに「お立ち台」は粘土質で相当ぬかるんでいますので、お足下にはくれぐれもご注意を。(北)

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新余部橋梁を渡る「カニかにはまかぜ」。この組み合わせはわずかな期間しか見られなかったことになる

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JR浜坂駅では189系との新旧顔合わせが実現。カニシーズンのため両者とも堂々6両の長編成

2010年12月18日

簡易リクライニングシート

 以前に書いた、簡易リクライニングシートを手に入れました。若桜鉄道が旧国鉄14系客車車両から取り外したものを入手したうちの1つを買ってきました。倉庫に購入に行った際は、その数に驚きました。今後、若桜鉄道が利用するということのようです。また、もうひとつ驚いたのは、その”重さ”。普段、家庭で使っている家具はほぼ木製ですので、ほとんどストレスなく動かしたりしていますが、鉄製の土台、枠組みは重く硬く安全を十分考慮したものとなっていました。少々の衝撃では変形したりしないでしょう。自宅に持って帰り、一人で車から降ろすのは一苦労でした。さらに、掃除をして、土台を作り、転倒しないように組み上げ、やっと復元成功。180度回転して方向転換もちゃんとできますし、リクライニングも当時のままの簡易リクライニングで、立ち上がるとちゃんと元に戻ってくれます。十分使えます。家族の眉をひそめる視線はものともせず、愛用したいと思っています。しかし、組み上げた座席を設置するには3人がかりでどっこいしょでした。(修)
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我が家に納まった簡易リクライニングシート。今度、誰もいないときに、駅弁でも買ってきて食べようかなと思っています。

2010年12月16日

終焉

181系の撮影に行った際、余部鉄橋の解体工事現場を見てきました。
上部の橋脚は既に撤去され、現在は最下層の解体が進んでいました。
隣接する民家と比較すると、あらためてその規模の大きさに圧倒されます。(北)

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2010年12月15日

桃観トンネル×181系

山陰本線の中でも難工事を極めたと言われる桃観トンネル(餘部―久谷)。
1912年に開通した同トンネル工事には、朝鮮半島からの労働者も従事させられ、
犠牲者も出だそうです。長さ1992㍍、トンネル内は最大15.2‰の勾配があります。

この歴史あるトンネルと、老兵の組み合わせも最後になりそうなので、
トンネルの余部側出口付近の国道橋から写真を撮ってみました。
驚いたのは、181系の通過後、トンネルから白い煙がもくもくと排出されること。
付近で誰かがたき火でもしているのかと思いました。
久谷からずっと上ってきて、トンネル内でもエンジンを唸らせて走行してるんですね。

ディーゼルでもこれだから、蒸気機関車の時代は、さぞ壮絶だったでしょう。(北)

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桃観トンネルを出て下り勾配に差し掛かったキハ181系

2010年12月14日

最後の最後

11月6日に特急「はまかぜ」での運用を終了し、新型車両にバトンを渡したキハ181系。
これで見納めと思いきや、その後も臨時特急「かにカニはまかぜ号」に使用されています。
ただし、これも年内限りとの情報が。今度こそ本当に最後の活躍の場になりそうです。

「はまかぜ」の時は仕事が忙しく、ゆっくり見に行くこともできなかったので、
今度こそはと週末を利用して浜坂駅へ行ってきました。
しっかりとこの目に焼き付けておこうと。

6両編成の181系は、大きなエンジン音を浜坂の町に響かせながら、
3番ホームで出発を待っていました。見慣れたこの車両が山陰線から消えるということに、
まだ実感がわきません。

見る角度によって顔つきが変わる181系。少し下からあおり気味で撮ると、迫力が出ます。
国鉄色だったら、もっと絵になるのに。

「かにカニはまかぜ」の年内の運行は12月16~19日、23日。
あと一回くらいは、会いに行こうと思っています。

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浜坂駅3番ホームで発車を待つキハ181系「かにカニはまかぜ」

2010年12月13日

キハ126系と127系の違い

先日家族で姫路に行った帰り、姫新線の新型車両・キハ127系に乗りました。
念願の初乗車!!姫新線と言えば、50万人都市の通勤路線でありながら、
キハ47系が各駅に止まりながらチンタラ走る退屈な印象しかなかったので、
新型車両の加速性能や乗り心地の向上は目を見張るものがありました。

なんといってもキハ127系はデザインがいい。外観や内装が223系電車と統一感があり、
ディーゼルではなく電車みたいです。

エンジンなど基本的な性能は、山陰で「とっとりライナー」などに使われているキハ126系
を踏襲しているそうですが、乗客目線から言えば、2つは似て非なるもの。
シートは転換式クロスで前の人の膝を気にしなくていいし、
車両前面の形状も流線型でカマボコ型の126系よりかっこいいし…。

127系のほうが座席の数が少ない気がしましたが、あとで調べてみたら
乗車定員にさほど変わりはないようです。
山陰でも走ってくれたらなあ…。

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電車と統一感のあるデザインでディーゼルカーの中でも異彩を放つキハ127系

2010年12月07日

サンマみたいな500系

先日姫路文学館を訪れた際は、当然鉄道を使いました。

今年3月に鳥取・兵庫県内区間が開通した鳥取自動車道を使っても2時間ほどで着くのですが、やはりマニアとしては「ゴム」より「鉄」です。

もうすぐ3歳になる娘が、私の血を受け継いだのか列車が好きになり、絵本を見ては「新幹線乗りたい新幹線乗りたい」と連呼します。

なので、鳥取から上郡まで「スーパーはくと」に乗り、普通列車をはさんで相生から姫路まで1駅だけ新幹線に乗せてやることにしました。

駅のみどりの窓口では、「スーパーはくとは姫路にも止まりますが、よろしいですか?」と不審がられつつも、「かまいません」と押し通しました。

いつもは見るだけのスーパーはくとに乗れるとあって、娘は大興奮。入線と同時にホームでキャーキャー言って騒いでおりました。将来が少し心配です。

車内でも落ち着きがなく、先頭に行って興味深そうにのぞきこんでいました。この日、人生で初めて「うんてんしさん」という言葉を覚えました。

1時間ちょっとで上郡に到着。全身まっ黄色の趣味の悪い電車に揺られて10分。相生で新幹線に乗り換えるなんて初めてのです。小さい駅で、在来線に乗り換える感覚で乗り換え出来ました。

ホームに上がると、偶然にも下り500系「こだま」が。何度見てもすごい先頭ですね。突き刺さりそう。魚のサンマみたい。

相生駅を通過するN700系「のぞみ」の速いこと! 通過列車はホームから1本離れた中央の線路を走りますが、それでも恐怖を感じるほどです。「しんかんせん乗りたい」が口癖だった娘はこの日から、「しんかんせんこわい」と言うようになりました。

300系の「ひかり」号で姫路へ。両駅間は距離が短いため、速度は出ません。新幹線らしい走りはなく、たった7分で到着。やや消化不良です。

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