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2011年03月31日

快速山陰海岸ジオライナー、2日から運行開始

因但を結ぶ臨時快速「山陰海岸ジオライナー」が、いよいよ2日から運行されるそうです。
改正版の時刻表で見かけなかったので、本当に運転されるのか疑心暗鬼でしたが、
県交通政策課から昨日、資料配布があり時刻なども明らかになりました。

時刻表に掲載されておらず、チラシも見かけていないので
(役場や観光協会にはあるのかもしれませんが…)、
正直言って周知不足が気になります。鉄道の話題に敏感な私でさえ
こんな状況なので、一般の人はなおさらでしょう。
たくさん乗らないと、夏以降の運行が不透明になってきます。
もっとPRが必要じゃないでしょうか。


言うばかりでは申し訳ないので、私もPRに一役買います。
これを見た方は、必ず最低1度は乗りに行きましょう。


以下、資料から大事なことだけ抜粋します。
1 運転区間:豊岡駅~鳥取駅間2往復
2 運転日:平成23年4月から6月までの土休日
(4/2,3,9,10,16,17,23,24,29,30
5/1,3~5,7,8,14,15,21,22,28,29
6/4,5,11,12,18,19,25,26)

ダイヤは以下の通り。
(上り)
          鳥取発岩美発浜坂発餘部発香住発竹野発城崎温泉発豊岡着
9552D(126系)9:00 9:20 9:36 9:50 10:00 10:15 10:25 10:36
9554D(47系)13:47 14:12 14:40 14:53 15:10 15:38 15:50 16:00
(下り)
           豊岡発城崎温泉発竹野発香住発餘部発浜坂発岩美発鳥取着
9553D(47系)  9:13 9:29 9:39 10:00 10:10 10:32 10:58 11:19
9555D(126系)14:09 14:32 14:43 15:04 15:14 15:32 15:49 16:09


東日本大震災の影響で式典は中止されましたが、4月2日と3日に鳥取駅と岩美駅から乗車される方には、先着500名に「記念乗車証」と「記念品(余部鉄橋鋼材片入り携帯ストラップ)」が贈られるそうです。また、鳥取駅発9:00の一番列車にあわせて、8:40頃から鳥取駅3番ホームで鳥取県副知事が挨拶されます。

ジオライナーを因幡・但馬の観光と活性化、ジオパークのPR、両地域の連携強化に存分に生かしましょう!!私ももう少し落ち着いてから乗りに行きます。
(北)

2011年03月30日

THUNDE BIRD

 金沢に出張に行く機会があり、サンダーバードに乗ってきました。大阪-金沢・富山間を1日23往復で運行されています。基本9両編成で、金沢-富山・和倉温泉は6両となることがあります。使用車両はJR西自慢の高性能車両、681、683系です。ほくほく線では「はくたか」でこの車両が160㌔運転をしていますが、サンダーバードは130㌔運転です。山陰線、智頭急行線と違って、電化区間ですので電車による非常に静かな旅が楽しめます。金沢に行ったのは、3月11日。「雷鳥」(昭和39年運行開始)がラストランとなる日で、大阪駅からの沿線には多くの鉄道ファンがカメラを手に待ち構えていました。僕はラストランの485系「雷鳥」と大阪-京都間ですれ違い、偶然ながら、歴史的一瞬に立ち会えました。僕が乗車したサンダーバードは683系4000番台で、高運転台・貫通扉の車両でしたが、非貫通型と比べると実に無骨で、デザイン性が低く、ちょっと、ときめきません。運転区間内で増結、切り離しがあるとはいえ、もう少し華があるとうれしいなと思うのは僕だけでしょうか。
 金沢駅に到着する手前、数キロのところに巨大な工事現場がありました。新幹線の車両基地の建設工事です。こんなに広い敷地がいるのか?と、思うほどの広さ。新幹線の力はすごいと、改めて思いました。
 実に、この日は東日本大震災が発生し、未曽有の大惨事を引き起こした日にもなってしまいました。翌日の九州新幹線開通のセレモニー等、中止となってしまいました。津波で電車が流されるなんて、聞いたこともないことも起こり、恐怖を感じざるを得ません。災害でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者、被災地の早期の復興をお祈りします。(修)
thunderbird.JPG
上:683系4000番台サンダーバード、貫通扉を開けて乗客、乗務員が行き来できるように連結します。下:増結される3両編成
thunderbird-2.JPG

東北に思いを寄せて

東北地方の鉄道の復旧状況が、昨日付の3面、今日付の2面に掲載されています。

地図を見ると、三陸海岸の被災地へ向かう路線で通じているのは、山田線だけです。
東北新幹線は徹夜で作業が進められ、来月末には全線復旧の見通しです。
岩泉線が地図上で省略されていますが、状況はどうなのでしょうか。

演歌「みちのく一人旅」や松尾芭蕉「奥の細道」の世界に憧れて、
10数年前、周遊券で東北を10日間ほど旅したことがあります。

普通列車の車内では地元のおばさんが東北訛りで話しかけてくれました。
どこの町か忘れましたが(宮古か釜石だと思う)、三陸地方のユースホステルではペアレントの
おばさんが、本当の親のように温かく迎えてくれました。

重たいリュックを背負って岩泉駅から龍泉洞まで歩いていると、
「乗ってげ」と、見知らぬ人が車に乗せてくれました。

青森駅近くの埠頭で野宿をしたとき、知り合った東北大の院生のおにいさんと、
数日後に松島で再開し、オンボロの中古車で松島沿岸を案内してくれました。

あの素晴らしい景色は今、どうなったのでしょう。
出会った心温かい人たちは、無事でしょうか。

いろいろな思いが込み上げてきます。いつの日か、復興した東北の町を、再び歩いてみたい。
ありきたりのことしか言えませんが、あきらめずに、前進してほしいと思います。
僕たちも、いつまでも思いを寄せながら、できることをしていきたいですね。(北)

2011年03月28日

山陰の鉄道への影響

東日本大震災の影響で車両部品メーカーが被災し、特急「やくも」の編成が4両と短くなっています。国鉄型の車両に影響があるそうですね。26日付本紙では、山陰線と伯備線の普通列車の一部でも編成を短くすると報じています。普通列車は計4本程度なので大きな影響はないと思いますが、長期化しないことを願うばかりです。

2011年03月18日

貨物列車に期待

《はじめに、募金の案内をさせてください。日本海新聞では今回の大震災の被災者に対する義援金を各本社、支社で受け付けています。寄せられた善意は日本赤十字社を通して被災地に届けられます》

東北自動車道の一般車両通行止めが続く中、物資や燃料を送る有効な手段として、今貨物列車に期待が集まっています。日曜を除く毎日、京阪神から日本海側経由で東北まで物資を輸送する貨物列車が設定されています。翌日には届くそうです。おそらく普段はコンテナが中心でしょうが、タンク車で燃料も運ぶという報道がありました。西日本から物資をどんどん送り込み、被災者の元に必要な物資を届けてほしい。JR貨物の社員さんたちは、今相当の使命感を持って仕事にあたってくださっていると思います。敬意を表します。

戦後、物流はトラックに主役を奪われてしまいましたが、元々鉄道は大量の物資を効率的に運搬できるメリットがあります。こういった大規模災害時には、道路が寸断され、生き残った道路も大渋滞を引き起こすため、鉄道輸送は重要となります。もちろん鉄道も今回かなりのダメージを受けましたが、日本海側の路線が無事だったのが何より幸運でした。

阪神淡路大震災の時も、山陰側を経由する貨物列車が設定されました。普段はローカル線の山陰本線が、重要な幹線としてその能力を発揮しました。

この震災を機に、貨物輸送の在り方も変わってくるのでしょうか。リスク分散や環境問題、エネルギー問題も考えると、トラック一辺倒ではなく、鉄道や船舶を上手に活用した輸送の在り方を検討しなければならないと思います。(北)

2011年03月16日

被災国・ニッポン

今回の震災、被害が明らかになればなるほど、心が痛みます。
福島第一原発の状況も大変深刻です。
計画停電で電車の運休も相次いでおり、
首都の機能も著しく低下しています。

我々が愛してやまない鉄道の運行と、
原子力発電は密接に関係していたのだと、
いまあらためて気付かされています。

遠隔地にいる我々に出来ることは、いったい何でしょう。
日々自問自答しています。

仙台駅の新幹線ホームが報道陣に公開されていました。
天井が落ち、ズタズタでした。復興には時間がかかりそうです。

鉄道各社の収益にも大きく影響があるでしょう。
直接被害を受けた会社はもちろん、他の会社でも旅行や出張控えなどで
経営が厳しくなる可能性があります。

震災の影響は広がる一方ですが、西日本に住む我々は、
日々を力強く生きるしかありません。

2011年03月14日

東日本大震災

東日本大震災で被害に遭われた方々に対し、心からお見舞い申し上げます。

鉄道被害の全容は不明ですが、報道を見る限り、
仙石線(せんせきせん)や大船渡線、常磐線などで大きな被害が出ています。
中越地方でも土砂崩れで宙ぶらりんになった線路が映し出されました。
津波で流された駅や車両の写真や映像も衝撃的でした。
復旧・復興にはかなりの時間がかかると予想されます。

九州新幹線鹿児島ルートは予定通り開業しましたが、
式典などはすべて取りやめとなりました。
自由席すら空席があったと聞きます。

同じ日本人として、非常に心が痛みます。
何か出来ることがないか、考えているところです。(北)

2011年03月10日

昭和の国鉄車両がまた一つ姿を消す

岩田さんから情報をいただき気付きました。
キハ58・28が高山本線での運転を最後に、11日をもって国内の定期運行から外れるそうです。
3年ほど前に高山線に乗った時、120系だったので、
てっきりもう引退していると思ってました…。

山陰にも馴染みの深い形式ですね。
わかとり国体を前に登場した快速「わかとりライナー」で使用され、
まだ旧型客車中心だった当時の山陰本線では目を引く存在でした。
時代の流れとともに、見慣れたこの列車も引退ですか。
本当に長らくお疲れさまでした。
なんだか最近サヨナラばかり。湿っぽくなります(涙)。

現在専用のヘッドマークを掲げて走行しており、
明日の最終日は富山駅でセレモニーがあるそうです。
仕事を休んで富山まで足を伸ばせる方は、ぜひどうぞ…。

カラカラと響くエンジン音を久々に聞いてみたい!(もちろん行けませんけど…) (北)

http://takayamasen.com/kiha/

P1030054-2.jpg
2009.5.15 岩美駅にて

2011年03月09日

青春18きっぷで鉄分補給がしたい

学生さんたちはもうすぐ春休み。青春18きっぷの季節ですね。
春は気候が良く、鉄道の旅には最適のシーズン。
学年が変わるため宿題もほとんどないのが春休みの魅力。
鈍行に乗り倒して未知のゾーンへ行き、
青春を謳歌したものです。

社会人になり、特にこの業界に入るとまとまった休みなど取れないため、
青春18きっぷで旅をする機会は減りました。
それでも独身時代は小分けにして週末利用で出掛けたものです。
始発で出掛けて最終で帰ってきてもなお、乗り足らないと感じたことがあります。
列車に乗るということが不思議と飽きないのです。

高いお金を払って短い時間しか乗れない特急よりも、
のんびりと1駅1駅進んでいく鈍行列車のほうが好き。
特に予定を決めず、好きな所で途中下車したり、
思い付きで路線を選んだりできるところも、青春18きっぷの楽しみの一つです。
1日2300円でどこまで行けるか、という挑戦も有意義な休日の過ごし方です。

ところが結婚し、子どもが生まれるとなかなか一人で「鈍行の旅」には出られません。
幸い娘が鉄道好きなので、ちょこちょこ乗りにはいっていますが、
さすがに特急を使うようになりました。

特急は高いので、そうさいさい乗れるわけではありません。
私としては不足する鉄分を定期的に補いたいのですが…。

今は「スーパーはくとに乗りたい!」「新幹線がいい!」と、親の懐具合も知らず連呼する娘。
もうちょっと大きくなったら、〝普通列車の魅力〟をたたき込みます。
そう、鉄子に育てるための英才教育(?)です。

先日、社会人になってから鉄道の魅力に気付き、今では立派な鉄子となられた女性が
「高校時代に青春18きっぷと出合っていたら…」と唇をかみしめておられました。
学生の方、独身の方は今のうちに青春18きっぷを存分に有効活用してくださいね。(北)

2011年03月05日

キハ47福知山色in浜村

浜村駅で米子方面へ回送中のキハ47単行に出くわしました。
車両番号は「キハ47 2」。
あずき色の車体でドアの部分だけ緑の帯が入った車両です。
この色は主に福知山エリアで使われるため、福知山色と呼んでいます。
普段は米子支社管内で見ることはありません。

検修(車検のようなもの)のため後藤工場へ回送されていたのではないかと推測します。
とすれば、現在JR西日本は車両ごとに色の統一化を進めているため、
帰ってくるときは山陰でよく見かける朱色(首都圏色)に戻されるのではないかと思います。
あずき色もそんなに悪い塗装じゃなかったのになー。

キハ47の場合、首都圏色は国鉄時代からのオリジナル色だからまだいいのですが、
伯備線の115系電車のまっ黄色のモノカラーはとても変なので、
一刻も早くやめてほしいと心から願います。(北)

kaisouhamamura.jpg
浜村駅を出発する福知山色のキハ47回送列車。1番線には国鉄色のキハ47が見える

kaisou2.jpg
この塗装もいずれ見られなくなるだろうから、今のうちにパチリ

2011年03月04日

3・12ダイヤ改正に向けて

来たる3月12日にJRグループのダイヤ改正が行われます。
九州新幹線の開通が一番の目玉。新型車両の導入や新しい特急など華やかな話題も尽きません。
しかし、鉄道会社では改正に伴ってシステムを変更するなどいろいろコストがかかるそうですね。
改正に伴い消えゆく車両や列車もあり、まさにマニアにとっての春は出会いと別れの季節と言えます。

改正内容を、独断と偏見で勝手にランキングしてみました。

1位 九州新幹線(鹿児島ルート)が開通!! 岡山で「やくも」が接続(「スーパーいなば」の接続は今一つ)
2位 特急「北近畿」が「こうのとり」となり羽ばたく。一部新型車両287系に。
3位 特急「雷鳥」がすべて「サンダーバード」に統一。
4位 北陸エリアで521系の導入に伴い、かまぼこ電車が姿を消す。
5位 南草津に新快速が停車…昔の南草津を知る私にはちょっと驚き

あくまで私個人のランキングです。
列挙してみるとすべて西日本管内でした。

「北近畿」と「雷鳥」の呼称が消え、「さくら」「みずほ」が新幹線で復活。
漢字の愛称が消えてカタカナやひらがなが増えてきましたね。

ちなみに287系の運行開始に合わせ、
12日午前7時10分から豊岡駅で出発式が開かれるそうです(今日の日本海新聞但馬版27面参照)。
時間のある方はどうぞ―。

みなさんのランキングはどんな感じでしょう?
マニアックなやつをコメントに残してください。(北)

2011年03月02日

倉吉駅の旧跨線橋

今日の日本海新聞25面をご覧になられたでしょうか。
倉吉駅の旧跨線橋が、橋上駅の完成に伴って引退するニュースを紹介しています。
私も以前、まじまじとこの橋を観察したことがあります。
柱の一部に装飾がほどこされ、古い年号も記されていました。
1908年製とのことで、倉吉駅が開業して5年後に造られたことになります。
当時の駅はどんな様子だったのでしょうか。

今朝この記事を読みながら、倉吉に住んでいた祖父のことを思い出しました。

正月や盆になると、京阪神に住む叔母が倉吉に帰省。
帰る頃になると、祖父は必ず駅まで送りに行っていました。
わざわざ入場券を買ってこの跨線橋をまたぎ、
「あさしお」に乗り込む叔母に荷物を渡していたような記憶があります。
当時はエレベーターもエスカレーターもありませんから、
重たい荷物をホームまで持ってやりたい、という父親としての優しさでしょう。

寡黙な祖父でしたが、見送りは欠かしたことがありません。
自分が父親となった今、その気持ちがよく分かるようになりました。

跨線橋の写真を見てそんなことを思い出し、
朝からちょっぴりセンチな気持ちになった筆者でした。(北)