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2012年03月11日

東北の鉄道⑥ 石巻線 石巻―女川

石巻駅周辺は、ボランティアの力ですっかりきれいになっていました。
ただ、沿岸部はまだ大変のようです。
時間の都合でいかなかったのを、後から悔やみました。

石巻から再び代行バスに乗り、女川を目指しました。
途中、石巻市渡波地区(渡波駅周辺)は大変な状況でした。
道路沿いの住宅や商店は津波で大きな被害を受けていました。

女川に近づくにつれ、地盤沈下した沿岸部の浸水もひどくなってきました。
運転休止中の線路も見え隠れしましたが、一部海に浸かっています。

女川は想像を絶する惨事で、言葉を失いました。
まちがありません。ビルは横倒しのまま。かさ上げされた道路のまわりは、
地盤沈下で浸水しています。

代行バスの終着は駅ではなく、高台でした。
線路や駅は一体どこにあるのか分からない状態です。
おそらく駅の跡地に停車しても、誰も利用客はいないでしょう。
役場も住宅も学校も、すべて高台に移動しているのですから。
思っていた以上に厳しい現実を目の当たりにしました。(北)

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石巻駅前「おおもり屋」の復興丼。かきがこれだけ入って千円。食べるのも支援のひとつ。復興が進む石巻はぜひ多くの観光客でにぎわってほしい

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代行バスの車窓から。渡波駅。駅は被害はなさそうだが、渡波地区全体は大きな被害を受けた。

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浦宿駅付近だったように思う。右側が海(湾)。夕方の満潮時刻と重なり、線路の脇も浸水している。

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代行バスの車窓から。津波の高さ、威力は相当のものだったのだと思う。もはやどこが軌道でどこが駅か、分からなかった。

東北の鉄道⑤ 仙石線矢本―石巻

野蒜から代行バスに再び揺られ、矢本までやってきました。
ここから石巻までは運転が再開されていますが、電車ではなくディーゼルカーです。
運用の都合でしょうか。私が乗ったときは2両編成でした。(北)

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矢本駅に到着

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矢本駅側の代行バス乗り場

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架線の下を走るキハ110

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石巻に到着

2012年03月08日

東北の鉄道④

代行バスに乗り、被害が大きかった「野蒜」駅で下車しました。
当初に比べて瓦礫は片付いたほうでしょうが、思った以上に復興が進んでおらず、
言葉を失いました。駅は架線がぶら下がったまま。駅舎の1階もひどい状況です。

野蒜地区は、高台への移転計画が進められています。仙石線もルートが変更されます。

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代行バスは野蒜駅前に停車する

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周辺にはあちこちに津波の爪跡が

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現在のルートでの再開を望む声もあるようだ

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駅構内は未だにこんな状態。路線変更の計画があるため復旧の必要はないのだろうが…

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架線もぶら下がっていた

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駅から海に向かって歩くと、松林が広がる。多くがなぎ倒されたが、かつては白砂青松の美しい風景が広がっていたに違いない

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次の代行バスがやってきた。1時間に1本は走っておりアクセスは悪くはないが、やはり鉄道での全線復旧が望まれる

東北の鉄道③ 観光客を待つ松島海岸駅

山陰線(京都~出雲市)開通100年特集や県議会取材などに追われ、ブログ更新を怠っておりました。
徐々に更新します。すいません。

JR仙石線の松島海岸駅。日本三景のひとつ、松島海岸への玄関となる駅です。
駅前からは遊覧船のチケットなども販売され、観光地として平静を取り戻しています。
東北を観光するのも立派な復興支援。春に向け、ぜひご旅行を検討してみては。

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松島海岸駅へは仙台から電車で一本。駅前の飲食店ではおいしいカキひつまぶし丼などの名物料理も食べることもできる

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石巻方面へはまだ電車がつながっていない。ここで代行バスに乗り換えることになる。駅前のバス停の表示

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出発を待つ代行バス。JRの乗車券で引き続き乗車できる。ただ、乗り換えの煩わしさからか、仙台ー石巻間は競合する高速バスの利用客が多いようだ