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42トン水揚げ 港に活気 ベニズワイガニ初競り

2009年09月05日

 1日に漁が解禁となったベニズワイガニの初競りが4日朝、兵庫県香美町香住区若松の香住漁港西港で行われた。大型1隻、小型8隻の計9隻の漁船が約42トンを水揚げ。上屋には鮮やかな紅色のカニを詰めたコンテナがずらりと並び、港は活気に包まれた。

競りにかけられるベニズワイガニ=4日、香美町香住区若松の香住漁港西港

 ベニズワイガニかご漁の水揚げは県内では唯一、香住漁港で行われている。この日未明、但馬沖の日本海で操業していた但馬漁協香住本所所属のカニかご漁船9隻が相次いで帰港。水深800〜1200メートルの海底から引き上げてきたベニズワイガニを岸壁に降ろしていった。

 初競りは午前6時半に開始。競り場となった漁港の上屋には新鮮なカニの入ったコンテナが所狭しと並べられ、仲買人らが威勢よく競り落としていった。

 「1千匹中に1匹いればいい方」と言われるズワイガニとベニズワイガニの交雑主“黄金ガニ”も多数水揚げされており、関係者は「初日でこんなに黄金ガニが上がるなんて初めてのこと」と驚いていた。

 同本所によると、この日の売り上げは全体で約996万円。1コンテナ(約30キロ)当たり4万〜5千円とほぼ平年並みで、1匹当たりの最高値は5500円だった。

 県べにずわいかにかご漁業協会の伊藤誠一郎会長(74)は「値段も、量もまずまずといったところ。天候さえ荒れなければ昨年より期待できる」と話していた。



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