ローカルニュース
イチローの偉業 陰ながら支援 山陰アシックス工業
2009年09月08日
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手が日本時間の7日、オークランドでのアスレチックス戦で大リーグ通算2千安打を達成した。安打量産の原動力である俊足を支えるスパイクシューズの製造に携わる山陰アシックス工業(鳥取県境港市渡町)も、日本人選手初の快挙を喜んでいる。
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| イチロー選手の今季のシューズを手に、記録達成を喜ぶ富田次長=7日、境港市渡町 |
イチローのシューズは、日本プロ野球のオリックス入団以来アシックス製で、製造拠点の一つが山陰アシックス工業。シューズの組み立て工程を担い、大記録達成までの道のりを陰で支えてきた。
同社によると、イチローはシューズの軽量化を重要視しており、要望に応えるため技術を駆使している。今季のシューズは片足260グラム。イチローが大リーグに移籍した2001年時に比べ120グラムの軽量化が図られているという。同社では総勢30〜40人の社員らが携わり、機械で対応できない部分を職人が手仕事で仕上げている。
大記録の達成に、同社技術部の富田憲育次長(52)は「シーズンスタート時はエンジンがかかっておらず、現場でも皆、責任を感じるほど心配した。最近は調子が上がっていたので達成は時間の問題だろうと思っていた」と一安心していた。
イチローは、大リーグ初となる9年連続200安打にあと5本にまで迫っている。富田次長は「偉業をぜひ達成してほしい。イチローさんなら実現できるはず」とエールを送っている。
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