ローカルニュース
結核 過去の病気ではない 予防、早期発見呼び掛け
2009年09月24日
24日から30日までは結核予防週間−。鳥取県内では年々患者数が減少傾向にあるが、20代など若い世代の新規感染もあり、県や医療機関などは「決して過去の病気ではない。結核情報に関心を持ってほしい」と、感染予防や早期発見への注意を呼び掛けている。
|
結核は世界の総人口の3分の1が感染している深刻な病気。2008年データでは、日本国内では年間2万4760人の新規患者が発生し、2216人が亡くなっている。
県健康政策課によると、08年の県内新規患者は82人。このうち70歳以上の高齢者が48人と過半数を占めるが、30歳未満の若年層も7人と全体の約1割を占める。人口10万人当たりの新たな感染を表す罹患(りかん)率は13・8%(前年15・2%)で、全国平均19・4%を下回っている。
高齢者に結核患者が多いのは若いときに結核流行を経験し、すでに結核に感染している人が多く、体の抵抗力が低下したときに体のなかで眠っていた結核菌が目を覚まして発病するためという。
近年は大阪、東京など大都市を中心に若者の結核感染が増加しており、定期健診を受ける機会がないまま感染に気づかず、感染拡大につながるケースも多い。
結核菌が増殖し、重症化すると命にかかわるが、発病しても早期発見と治療によって短期間で治る。初期症状は、長引く咳(せき)や痰(たん)、微熱など風邪に似ている。
県の担当者は「抵抗力をつける生活を日ごろから心掛けるなどすれば、新型インフルエンザ予防にもつながる。定期健康診断や生後6カ月までにBCG接種を受けることも忘れないでほしい」と話している。
ローカルニュース
|
||||

ご購読お申し込み


