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台風18号、県内も厳戒態勢 貨客船初の欠航
非常に強い台風18号が、鳥取県に接近するのを受けて7日、県内の関係機関などは厳重警戒態勢をとった。鳥取市は市長を本部長とする市災害対策本部を設置。一方で、環日本海定期貨客船は就航後初めて欠航し、台風に備えて農業者は収穫を早めるなど対応しているほか、8日は小中学校を臨時休校にしたり、行事を延期するなどの影響も出た。
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| 台風に備え収穫前のあたご梨一つ一つに落果防止ネットを掛ける生産者=7日、琴浦町八橋 |
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| 台風の襲来に備え漁船の係留強化に取り組む漁業者=7日、鳥取市の鳥取港 |
境港と韓国・東海(トンヘ)、ロシアを結ぶ環日本海定期貨客船を運航する韓国の海運会社・DBSクルーズフェリーは、「イースタンドリーム」を欠航とした。欠航は6月の就航後初めて。
同船は東海港に待機するため、9日に境港を出港する予定だった折り返しの便も欠航。10日に東海港を出て境港に向かう便から運航が再開され、境港には11日朝に到着する。
JR西日本は7日の「サンライズ出雲」の運行を出雲市発の上り、東京発の下りとも全区間で取りやめ、8日の山陰線の鳥取駅以東と因美線の鳥取〜智頭駅間の普通列車を午前中運休する。
特急列車では午前中のスーパーはくと、スーパーいなば、はまかぜを運休するが、運転再開は気象状況により変更もある。若桜鉄道も午前中は全面運休。
■農林水産■鳥取市賀露町の鳥取港では、漁船をつなぎ留める係留作業が急ピッチで行われ、漁業者らは念入りに漁船をロープで結び付けていた。
晩生(おくて)品種の新興、あたご梨の出荷を控える琴浦町八橋の佐伯博さん(59)は、妻の敦子さん(56)と3千個のあたご梨、4千個の王秋にネットをかぶせ、落果被害を最小に食い止めようと懸命に作業を続けていた。
倉吉市国府の長尾聡さん(57)は、朝から西条柿の収穫作業に追われた。木が揺れて傷がつくのを心配している。
国立公園・大山のすそ野にある観光リンゴ園では、収穫時期を迎えたリンゴが落果しないように枝を固定する作業が進んだ。
神田りんご生産組合長の冨山哲明さん(44)が管理する大山町加茂の約80アールのリンゴ園では、収穫時期のジョナゴールドや11月に収穫するふじの枝が揺れないようにロープでつられた。
■教育機関■県内最接近が児童生徒の登校時間にあたる予想から、市町村教委や学校現場は臨時休校の決定や、登校時間をずらすなどの対応に追われた。
7日午後7時の時点で八頭、若桜、智頭、三朝、北栄、湯梨浜、琴浦、江府の8町教委が全小中学校の臨時休校を決定。鳥取市の鳥取養護、白兎養護、倉吉市の倉吉養護の県立特別支援学校3校も休校する。
高校では智頭農林、八頭、鳥取商、岩美高の4校が休校を決めた。
鳥取、倉吉、米子、岩美、伯耆、日吉津、大山、日南の8市町村教委は、それぞれ8日午前5時〜7時ごろまでに発令された気象警報等の状況に応じて対応を決める。
このうち、2学期制を導入する鳥取市教委は、この日が全小中学校の1学期終業式。終業式が出来ない場合は、通知表は学期間休業を終えた2学期の始業式(14日)に手渡される。
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