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貨客船輸送の利点PR 高松で利用促進懇
2009年10月15日
境港貿易振興会(中村勝治会長)と環日本海経済活動促進協議会(足立統一郎会長)は13日夕、高松市で、6月末に就航した境港−韓国・東海(トンへ)、ロシア・ウラジオストクを結ぶ定期貨客船の利用促進懇談会を開いた。鳥取県の境港からウラジオストクまで2日で輸送できる利点を企業にPRした。
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| 環日本海航路利用の懇談会で意見交換する参加者=13日、高松市のホテル |
利用促進懇談会は四国では初めての開催。香川県を中心にメーカーや商社などから37人が参加した。
同振興会長の中村境港市長は「貿易の際の利用法の選択肢の一つとしていただきたい」とあいさつ。長谷川具章・境港管理組合事務局長は「ウラジオストクへは従来の航路を利用して神戸から輸送するより6日早く着く」とアピールした。
在日ロシア商工会のユーリ・B・ブーラフ理事長が講演。金融危機で大打撃を受けたロシアの経済も持ち直しつつあるとした上で、対ロシア市場戦略のポイントとして、極東に限らず規模の大きいモスクワ市場を狙う▽「健康」がキーワード▽物だけでなく技術やノウハウも商品になる−の3点を挙げた。
岡山市の貿易会社「ジャパン ユナイテッド」の本多豊大会長は、南太平洋の英領・トリスタン島産のロブスターを定期貨客船でロシアへ輸出することを計画。「ロシアの商慣習や市場について調査し、実現したい」と意欲的だった。
液晶パネル用などの高機能フィルム裁断ラインを中国や台湾、韓国などに輸出している機械メーカー「トーコー」(東かがわ市)の山本昌史・営業担当は「境港から短い日数で輸送できるのは魅力。将来、ロシアへ輸出する際には利用を考えたい」と話した。
定期貨客船の貨物利用は、就航以来の3カ月間の合計で20フィートコンテナ38本と苦戦。荷主の開拓が最大の課題となっている。
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