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秋篠宮同妃両殿下の歌碑建立 コウノトリの郷公園

2009年11月05日

 野生復帰を目指して自然界に放たれたコウノトリの放鳥の瞬間を詠まれた秋篠宮同妃両殿下の歌を刻んだ歌碑が、兵庫県豊岡市祥雲寺の県立コウノトリの郷公園に建立され、31日に現地でしゅん工記念式が行われた。

秋篠宮同妃両殿下の歌碑の除幕を行う関係者=31日、豊岡市祥雲寺の県立コウノトリの郷公園

 豊岡竹野かな書碑街道づくり実行委員会(岩井美晴委員長)が企画。同委員会は同市竹野町出身で日本を代表する書家の故仲田光成氏を記念するため、同町内でかな書碑めぐりができる「街道」づくりに取り組んでおり、同公園の開園10周年に合わせ、同公園内に建立した。

 歌碑は高さ2メートル、幅2メートル、奥行き0・6メートルで、歌碑のほか説明碑も設置。材質は天山石。秋篠宮同妃両殿下の歌は、東京在住の書家、米本一幸氏が揮毫(きごう)した。事業費は約300万円

 記念式典では、岩井委員長が「この歌碑が長い年月をかけて、放鳥の感動や自然豊かな地球をつくっていくことを伝えるモニュメントになってほしい」とあいさつ。中貝宗治市長が「この歌碑を見るたびにわたしたちにとっての豊かさとは何かを考えていきたい」と述べた。この後、関係者が歌碑の除幕を行い、完成を祝った。

 秋篠宮同妃両殿下は、2005年9月に、豊岡市で開かれた初の放鳥式典に御臨席。翌06年の歌会始の儀で、秋篠宮殿下は「人々が 笑みを湛(たた)へて 見送りし こふのとり今 空に羽ばたく」、同妃殿下は「飛びたちて 大空にまふ こふのとり 仰ぎてをれば 笑み栄えくる」と、飛んでいくコウノトリを人々が笑顔で見送る風景を、そろって歌に詠まれた。



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