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高い技術で自転車フレーム製作 境港の友森工業

2009年12月07日

 鳥取県境港市の町工場が高い鉄加工技術を生かして自転車のフレームを完成させた。1月に東京で開催される「ハンドメイド・バイシクル・フェア」に初出展する予定で、反響を見て高級カスタム自転車用として製品化する。

完全自社製の自転車フレームを手にする友森専務(右)と井手さん=境港市竹内団地の友森工業

 開発したのは同市竹内団地の金属加工業・友森工業(友森良民社長)。自転車マニアの森脇剛さん(42)が「自社の技術力を生かせないか」とステンレス製フレームの開発を思い付き、友森昌幸専務(35)が「地域や業界が苦しい中、明るい話題になれば」とゴーサインを出した。

 森脇さんが設計し、切削、溶接などの職人4人が仕事の合間を縫って製作に取り組んだ。約1年で満足できる製品が完成し、「サスティーン7」と名付けてフェア出展も決めた。

 フレームは自転車の本体部分で、好みのタイヤやハンドル、ペダル、サドルなどを取り付ければオリジナル自転車が完成する。こうしたカスタム自転車は高価だが、オリジナリティーを大切にする人などに人気で、特に環境面で自転車人気が高まる中で注目されているという。

 完全自社製で、鏡面仕上げされて高級感があり、八雲塗りのバッジを付け、社名のロゴを付けて完成させる。技術面でのハードルも高かったが、溶接を担当した井手弘嗣さん(43)は「難しくはなかった」。一方で「仕上げの磨きには時間をかけた」と満足気だ。

 友森専務は「みんなおもしろがってやってくれた。会社にとっても新たな一歩が踏み出せるかも」とし、フェアでの出展での反響を基におしゃれな高級街乗り自転車用に販売することを計画している。

 自転車の情報は同社のホームページでも紹介している。

http://tomomori-kogyo.co.jp

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