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境港水揚げ全国7位 マグロ不漁で金額2割減

2010年01月01日

 西日本有数の漁業基地・境港の2009年の水揚げ量は11万9036トンで、全国の漁港で7位だったことが分かった。一方で景気低迷の影響などから単価安が続き、水揚げ金額は前年より約2割少ない165億円と、30年以上前の水準に落ち込んだ。

境港に水揚げされるマグロ。マグロが不漁で、全体の水揚げ金額に大きく影響した=昨年6月8日、境港市昭和町の境漁港

 境港水産振興協会が30日現在の速報値として集計した。境港は主力のアジ、サバ漁が好調で、水揚げ量は前年の10万7200トン余りを11%上回った。一部に集計時期が異なる漁港があるため全国順位は暫定だが、水揚げ量は前年の12位を上回って7位と、2年ぶりに一けた台を回復するのが確実となった。

 一方、水揚げ金額は前年の208億4600万円を大幅に下回り、前年の79・2%にとどまって、現在の形で統計を取り始めた1978年以降では最も少なくなった。水産物市場が景気低迷の影響で冷え込んだのに加え、夏場の主力・マグロが不漁で水揚げ金額が前年より約19億円低い11億円余りにとどまったことが大きく影響した。

 水揚げ金額の暫定順位は11位だが、下関、沼津などに抜かれて13位前後に落ちる可能性もある。

 境港水産振興協会の足立一男専務は「単価の高いマグロなどが不漁だったのが大きく、後半はエチゼンクラゲの影響もあった。水産物は価格が高いイメージがあり、消費者に敬遠されたのでは。景気が良くならなくては回復できないが、構造改革プロジェクトなど、水産業挙げた取り組みを進めていきたい」と話している。



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