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思わぬ大雪、かさむ除雪費 自治体苦悩「予算底突く」

2010年01月16日

 大雪に見舞われた鳥取県内。多くの自治体では除雪費が膨らみ、負担が重くのしかかっている。除雪費が底を突くケースも見られ、県内市町村は追加補正を検討するなどやり繰りに気をもむ日が続いている。

道路に積もった雪を除雪する作業車=岩美町

 鳥取地方気象台によると、今冬の大雪は北極付近から日本に寒気が流れ込みやすくなる「北極振動」という現象が原因で、昨年12月半ばから県内にも断続的に寒気が入っている。

 「再び大雪となれば、補正予算を組まざるを得ない」。鳥取市道路管理課の担当者は顔を曇らせ、例年よりも除雪費が膨らむ見通しを打ち明けた。

 大雪だった昨年度は除雪費として7千万円余りを使用。本年度は当初予算に5200万円を計上しているが、除雪車の出動に加え、凍結防止剤の経費も膨らんでいるという。

 米子市では元日から除雪車を出動させ、今週もまとまった雪が降り続いた。維持管理課の担当者は「暖冬と言われる中、こんなに早く降るとは思わなかった」と話す。

 昨年度は約880万円の予算をつぎ込んだが、本年度は当初予算で200万円。担当者は「補正が必要になるが、今後どの程度降るか分からないので、額が固まらない」と説明。「財政的に厳しいので暖冬であってほしい」と願う。

 北栄町産業振興課は「もう一度降れば、予算はなくなり、町が緊急時に自由に使える『予備費』から捻出(ねんしゅつ)することになる」と苦悩を漏らし、若桜町農林建設課は「現状では予算内で対応できるが、天気ばかりは今後の状況が読めず、3月補正で対応するかどうか悩ましいところ」としている。



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