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争点なく 投票率最低の見方も 境港市議選

2010年02月05日

 鳥取県の境港市議選は7日の投開票に向けて各立候補者が活発な選挙活動を展開している。ただ、選挙戦は全般に低調で、投票率が伸びないことが懸念されている。4年前の前回選挙では市議一般選挙としては1956年の市制施行以来初めて70%を切る史上最低の65・81%を記録したが、今回はそれをさらに下回るという見方も広がる。

 今回の市議選では現職14人、新人3人の計17人が立候補し、16の議席を争う。立候補者数は前回と並んで史上最少で、1人超の構図は前回と同じ。

 また、立候補者間に明確な争点がないのも前回と同じ。3日から市内全世帯への配布が始まった選挙公報にも具体的な政策よりも「住み続けたいまち」「希望あふれる境港」といった抽象的な表現が目立つ。市提案の議案が否決されるなど、市議会でも意見が分かれた市清掃センターへの持ち込みごみ完全有料化についても選挙公報で触れているのは2人にとどまる。

 一方で期日前投票は順調で、3日現在で716人が投票を済ませ、前回の同時点の588人を上回る。最終日までの期日前投票者も前回の2440人を上回って3千人に届く勢いだ。だが、同市選管は「最近の選挙では同じ傾向。期日前投票が定着してきたためで、逆に当日投票に行く人が減る傾向がある」と頭を抱える。

 現職候補は「今回は投票率が前回を下回る」とみる。別の現職候補の陣営は「投票率は63%を切るかも」とし、「投票に行く人が減るということは、市議会が市民からそっぽを向かれていること。何とか投票率アップを図りたい」と気を引き締めている。


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