ローカルニュース
「妖怪ツアーで観光振興を」 境港でシンポ
2010年03月01日
妖怪の「聖地」鳥取県境港市で妖怪のより深い魅力を再発見してもらおうと、「妖怪シンポ&妖怪ソンググランプリ」(境港市観光協会、境港商工会議所主催)が28日、境港市竹内団地の夢みなとタワーで開かれ、パネル討議などを通して妖怪による観光振興の可能性などを探った。
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| 妖怪の魅力や妖怪をテーマにした広域観光の可能性などについて語るパネリスト=28日、境港市竹内団地の夢みなとタワー |
今年初めて開催。同市出身のノンフィクション作家、足立倫行さんがコーディネーターを務めたパネル討議では、小泉八雲のひ孫で島根県立短期大学部の小泉凡教授、同協会の桝田知身会長、境港妖怪検定中級唯一の満点合格者の野島麻衣さんがパネリストとして参加した。
小泉教授は、アイルランド・ダブリン市で人気の恐怖スポットを観光バスで回るツアーを松江市に紹介した経験を基に、妖怪ツアーを提案。「着地型観光の流れに移行してきた今、松江では利用客が年間千人程度になっている」と報告した。
足立さんが「境港市に純日本的な風景が残る島根半島を組み込んだ妖怪ツアーはどうか」と提案。桝田会長は「3月末には隠岐島に8体の妖怪ブロンズも完成し、水木ロードが延長される。島根半島を組み込んだツアーも検討し広域連携の観光振興を目指したい」と答えた。
シンポジウムに先駆け、小泉教授が講演。西洋の妖精と日本の妖怪の共通点を示しながら「妖怪を学ぶことによって、人間の精神活動の歴史を学び、よりよい未来を切り開くことができる」と述べた。
妖怪ソングコンテストでは、予選を勝ち抜いた6人の挑戦者の中から、さいたま市の池田友紀さん(25)がグランプリに、琴浦町の澤田直美さん(47)、那覇市の嵩原明子さん(34)が準グランプリに輝いた。
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