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島根原発2号機で計器故障 鳥取県など現地確認

2012年01月29日

 定期検査中の中国電力島根原発2号機(島根県松江市鹿島町)で27日午後7時半、原子炉内の中性子量を計測する装置が作動しなくなった。中国電は安全協定に基づき、関係自治体に報告。鳥取県と同県米子、境港両市は昨年12月の安全協定締結後、初めてとなる現地確認を行った。中国電によると、放射能による環境への影響はないという。

 中国電によると、中性子源領域計装と呼ばれる計測装置4台のうち3台が作動しなくなった。同装置は、原子炉施設保安規定で2台以上を稼働させるよう定められている。その後、残る1台も動かなくなった。原因は調査中。

 2号機は定期検査のため同日午前1時に発電を停止。同6時に原子炉を停止していた。

 鳥取県危機管理局によると、現地確認は午後9時25分から開始。県と両市の担当者らが、中央制御室で中国電側から説明を受けるとともに、原子炉内が冷温停止している▽作動しなくなった装置とは別の手段で中性子量を計測できている▽環境への影響はない−ことを確かめた。

 担当者から報告を受けた県危機管理局の城平守朗局長は28日午前、中国電側に故障原因の徹底究明や結果の報告、壊れた機材の交換状況の報告を電話で要請した。

 現地確認をした米子市の王島茂総務部次長は「現場に行き、安全安心を図るための確認ができ、また意見を言うことができて、協定の意義を感じた」と話した。

 立地自治体の島根県と松江市は27日午後8時40分ごろから、安全協定に基づく立ち入り調査を実施した。

 原発立地自治体でない鳥取県と同県米子、境港両市が昨年12月、中国電と締結した安全協定には、県側による原発の現地確認が盛り込まれており、中国電に対して意見を述べることができる。



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