2016年12月6日

障害者支援制度学ぶ 雇用促進へ県が講習会

 障害者雇用を促進するため鳥取県は5日、米子市内で講習会を開いた。企業の人事担当者や障害者の就業支援機関、学校関係者ら約30人が参加し、企業で障害者が円滑に働けるよう環境づくりに当たる「ジョブコーチ(JC)」と呼ばれる専門職による支援制度などを学んだ。

 JCは、障害者の能力や企業が求める業務内容などを基に就労しやすい労働環境を整備し、雇用の定着に努める。

 講習会では、人材派遣会社の担当者がJCの業務内容を説明。JCの指導を受けながら障害者を雇用する場合、「JCの関わりを徐々に少なくし、障害者自身の自立度を上げていく必要がある」と説いた。

 またダイレクトメールの発送作業を例に、障害者にどのような業務指示をすれば円滑に作業できるか、参加者が実際に作業をしながら確認した。

 来春、知的障害がある男性の雇用を予定する米吾(米子市奈喜良)の松本利朗常務は「JCは黒子で、大切なのは本人と事業所だと分かった。末永く勤めてもらえるよう体制を整えたい」と話した。(高※正範)

※は土ヘンに谷