2017年2月17日

鳥取県内 春の陽気 大雪被害さらに拡大

 鳥取県内は16日、好天に恵まれて気温が上昇し、3月下旬から4月上旬並みの暖かさとなった。鳥取地方気象台によると、高気圧に覆われた影響で、最高気温は鳥取市14・4度、米子市15・3度と平年を5・6~6・3度上回った。10~12日の記録的な大雪による死傷者や農業、建物への被害は雪解けとともに拡大した。

 県のまとめ(16日午後2時現在)によると、死傷者数は23人に増えた。除雪作業中の転倒や屋根からの落雪などが原因の事故が目立つ。

 建物の被害も相次いでいる。鳥取市や若桜町などで空き家や倉庫14棟が全半壊した。岩美町では木造の橋が雪の重みで倒壊。鳥取市青谷町の民家2階のベランダが雪の重みで落下するなど、一般住宅の破損被害は8棟に上った。

 一方、県東部の路線バスと鳥取市の循環バスくる梨(り)は17日からほぼ全線で運行を再開する予定。しかし、1市3町の一般道計8路線(16日現在)が除雪作業や電柱の倒壊などで通行止めとなったままだ。

 同気象台は、17日の最高気温も鳥取、米子両市とも13度と平年を4度近く上回ると予報。引き続き雪崩や落雪への注意を呼び掛けている。(田村彰彦)