2017年3月15日

最上インクス進出協定調印 県や鳥取市と

 鳥取市古海の古海工業団地に進出する精密金属加工、最上インクス(京都市、鈴木滋朗社長)と鳥取県、鳥取市などは14日、進出に関する協定を結んだ。

 同社は1月に「鳥取最上インクス」を設立し、同市内の金属加工業者から生産設備を購入、従業員約20人を雇用して4月操業に向けて準備を進めている。鳥取工場では大手家電メーカーなどの依頼を受けた精密金属試作品などを製造する予定。投資額は約3億円、雇用は3年で約40人を予定している。

 県は設備投資に対し約1億円と雇用1人当たり50万円、市は企業立地支援補助金3千万円と雇用1人当たり30万円をそれぞれ支援する。

 知事公邸であった調印式には鈴木社長、平井伸治知事、深沢義彦市長、誘致を進めた鳥取商工会議所の藤縄匡伸会頭が出席。鈴木社長は鳥取工場の年間売り上げを2026年までに10億円とする目標を掲げ、「鳥取と京都の距離の壁を越え、世界を目指す先端工場として共栄を図りたい」と意欲を語った。

 平井知事は「日本の成長の鍵は人と技術。さらなる発展を共に目指したい」と語った。(真田透)