2017年3月18日

大きく実れ、梅「野花豊後」が満開 湯梨浜町

 鳥取県湯梨浜町野花(のきょう)で栽培されている特産の梅「野花豊後」の花が満開を迎え、本格的な春の訪れを告げている。JA鳥取中央によると、花のピークは20日ごろまでという。

 「野花梅」は、受粉量が少ないのに自家結実する珍しい品種で1949年ごろ、地名をとって「野花豊後」と命名された。大きい実が特徴で、ほとんどが県内市場に出荷される。

 農家約36戸が5・5ヘクタールで栽培。開花は1日で、平年より4日早く、昨年より6日遅かった。開花から気温が上がらず、同所の山田均さんの約15アールの畑では現在9分咲きと見頃を迎えた。近くの東郷池も一望でき散策を楽しむ姿も見られる。

 同JAによると初出荷は6月7日、昨年より8トン多い20トン、販売金額460万円を見込んでいる。また、「豊後」という名が九州の地名とまぎらわしいことから、今年から「野花梅」として市場に出荷する。(吉浦雅子)