2017年9月7日

ジビエ料理コツ学ぶ 辻調理師専門学校、若桜で教室

 ジビエ料理の特産化を目指す鳥取県若桜町で6日、町が包括連携協定を結んでいる辻調理師専門学校(大阪市)による料理教室が開かれた。飲食業者や一般の人たち13人が参加し、“食のプロ”から技を学んだ。

 同町と同校は昨年11月に協定を締結。同町産の素材を生かしたメニューの開発や同校卒業生のUターン、Iターンを推奨する。現在は氷ノ山の夏イチゴやジビエのメニュー開発に取り組んでいる。

 教室は同町若桜の味工房で開かれ、同校教員で日本料理専門調理師の朝代谷和徳さんを講師に、鉄分や亜鉛など栄養分を豊富に含むジビエの長所や衛生管理に関する注意点を学んだ。

 この後、朝代谷さんは、シカ肉と二十世紀梨を煮る2種類のメニューを紹介。食感を生かしながら火を通しやすい厚さを4ミリとして煮て調理し、肉の軟らかさに参加者からは驚きの声が上がった。

 朝代谷さんは「ジビエは栄養豊富で低脂肪。知識を持ち、自信を持って発信していけば、全国でも先駆者になる」と激励。民宿を経営する森岡則明さん(41)は「これまで火を通し過ぎて硬くしてしまっていたが、軟らかさに驚いた。お客さんにもおいしく食べてもらいたい」と話した。(藤田和俊)