2017年9月12日

軽妙 だるま踊り 鳥取・倉田八幡宮秋季大祭

 鳥取市馬場の倉田八幡宮(永江則英宮司)で10日、秋季大祭が開かれ、張り子のだるまをかぶった氏子がユニークな踊りを演じる伝統芸能「だるま踊り」などが奉納された。

 厳かな雰囲気の中行われた浦安の舞や傘踊りに続き、竹細工に和紙を貼り付けた真っ赤な装いに身を包んだだるま5体が軽妙な踊りを披露。音楽に合わせてリズム良く境内を跳びはねると、盛り上がりは最高潮に。見物人は手拍子を送りながら歓声を上げた。

 中大路だるま保存会の野田克也会長(55)によると、踊りの起源は約100年前。傘踊りの前座で祭りを盛り上げようと若手住民らが発案。戦時中など一時途絶えたが、1980年ごろに米里地区青年団によって復活したという。94年には保存会が結成された。

 家族ら6人で訪れた近くの会社員、小谷友美さん(40)は「傘踊りもだるま踊りも若い人中心に盛り上がっているよう。楽しかった」と笑顔で話した。