2017年10月5日

甘さ、サイズ平年並み 8日に初出荷 新興梨査定会

 晩生(おくて)の赤梨「新興(しんこう)」の査定会が4日、鳥取県北栄町由良宿の県園芸試験場で行われた。今シーズンは糖度、玉太りも平年並みでおいしい梨に仕上がった。晩生梨のトップを切って、8日に初出荷される。

 新興は県内では湯梨浜町の東郷、琴浦町、八頭町の郡家地区を中心に32・6ヘクタールで栽培されている。昨年は鳥取中部地震で一部が被害に遭った。今年は空梅雨で肥大が鈍くなったものの、その後は適度な降雨で回復。糖度も乗り、順調に生育した。

 査定会には、県内各地から100個が持ち込まれた。重さや糖度、色などを調べた結果、1個当たりの平均重量は532・4グラム(昨年505・2グラム)と玉太りは良く、平均糖度は12・8度(同12・7度)と平年並みに仕上がった。

 JA全農とっとりは10月末まで、京阪神や中四国などを中心に442トン(昨年実績465トン)を出荷し、販売高は1億4千万円を見込んでいる。晩生梨は、王秋、あたごと続く。(池田悠平)