2017年10月8日

里山の宝物、守ろう オオサンショウウオ全国大会

 国の特別天然記念物オオサンショウウオの研究調査や保護に取り組む「第14回日本オオサンショウウオの会南部町大会」(実行委員会主催)が7日、同町で開幕した。全国の生息地からの事例発表や地元小学生の提言を通じ、豊かな里山を次世代につなげる思いを強くした。

 同町法勝寺の西伯小をメイン会場に、茨城県から大分県まで全国26団体が事例を発表。鳥取県内外から300人以上が参加した。

 開会式で、日本オオサンショウウオの会(三重県)の桑原一司会長が「オオサンショウウオは観光大使にも環境教育の先生にもなる。里地里山の宝物を守り抜いていこう」とあいさつした。

 西伯小の4年生48人が、オオサンショウウオについて授業の一環で調べた食べ物や体の特徴、種類などを5グループで発表。「オオサンショウウオは自然の中で生きる仲間。全国の人に国の特別天然記念物ということをもっと知ってもらいたい」と呼び掛けた。

 同日夜には町内を流れる東長田川で観察会があり、8日午前8時半から事例発表が行われる。(足立篤史)