2017年10月22日

書道展「放哉を書く」開幕 鳥取市内4会場、25日まで

 鳥取市出身の自由律俳人、尾崎放哉(ほうさい)の句を題材とした第10回全国公募書道展「放哉を書く」(放哉の会、新日本海新聞社主催)が21日、鳥取市のとりぎん文化会館など市内4会場で始まった。全国から寄せられた作品が一堂に並び、来場者たちは書で表現された放哉句の世界を楽しんだ。25日まで。

 一般、高校、色紙の3部門に計450点近い応募があった。このうち入賞・入選作品の約350点を同会館はじめ中電ふれあいホール、市福祉文化会館、宝林堂ギャラリーに展示している。

 とりぎん文化会館には、一般の部で放哉大賞・鳥取県知事賞を受賞した中野志抱さん(鳥取市)の「とんぼが淋しい机にとまりに来てくれた」、高校の部で同じく放哉大賞に輝いた阿部杏香さん(八頭高3年)の「鐘ついて去る鐘の余韻の中」など、受賞作を中心に108点を展示している。

 友人の作品を見に来たという同市田園町1丁目の主婦、山田早苗さん(72)は「いろんなタイプの書き方があってすごい。作品を見ていると気持ちが落ち着き、目の保養になる」と話していた。

 22日は午後0時半から高校生の書道パフォーマンスに続き、表彰式がある。(中村宏)