2018年2月11日

復興応援、舞台楽しむ すわらじ劇園が倉吉公演

 鳥取中部地震復興応援イベントの一環として10日、倉吉未来中心で劇団「すわらじ劇園」の倉吉公演(倉吉ロータリークラブ主催、新日本海新聞社など後援)があった。「美女と野獣」「峠を越えて」の2演目が上演され、観客は繰り広げられる物語の世界に浸った。

 すわらじ劇園は、京都市を拠点に、全国で演劇活動を展開している。

 第1部の「美女と野獣」は、魔女に呪いをかけられて野獣の姿に変えられてしまった王子とまち娘のマリーとが主役。詰め掛けた約900人の観客は、誰かに愛されなければ元に戻ることができない王子と王子を思うマリーの心が魔女の呪いを解くというストーリーに見入った。

 マリーがだまされていると心配する父親が武器を持って2人に迫る緊迫した場面もあり、観客は固唾(かたず)を飲んで見守っていた。

 第2部の「峠を越えて」では、目と耳がそれぞれ不自由な老夫婦に起こる不思議な出来事を軸にした物語で、幸福や真実とは何かを描き出した。(加嶋祥代)