2018年6月10日

愛らしく心和ます 伯耆で「菖蒲まつり」

 大山の麓に位置する伯耆町福永地区で9日から「第4回菖蒲(しょうぶ)まつり」が始まり、見頃を迎えた色とりどりの愛らしいハナショウブが訪れた人たちを和ませている。10日まで。

 「菖蒲ケ平」という地名が残る通り、同地区にはその昔、伝説にちなんだショウブ畑があった。その畑を復活させようと、5年前に鳥取大の協力も得てハナショウブの苗800株を植えた。現在は江戸系を中心に90種類、約2万株に増え、青紫や黄色、白などの花が周りの緑に映え、ひときわあでやかに。来訪者にはハナショウブの切り花がプレゼントされ、農産物の販売やバザーも開かれている。

 同地区の住民は5世帯、13人。菖蒲まつりのほか、鳥大生の応援も得て田植えや稲刈りなどの農業体験イベントを通じた地区外の人たちとの交流も続けている。区長の中嶋理雄さん(74)は「里山の魅力や田舎のよさを知ってもらい、都会の人や若者に少しでも目を向けてもらえれば」と話している。