2018年6月19日

京阪神便全て運休で足止め 大阪北部地震で県内

 18日朝に発生した大阪府北部を震源とした最大震度6弱の地震の影響で、鳥取県から京阪神方面へ向かう特急列車や高速バスは全て運休した。地震発生前に出発した便も途中で引き返すなど混乱。駅やバスターミナルでは、係員から運行再開が見通せないとの説明を受け、途方に暮れる利用者の姿が多く見られた。

 JR米子支社は、特急スーパーはくとや寝台特急サンライズいずもなど特急21本を運休、特急3本を部分運休し、乗客約2600人に影響した。倉吉発京都行きのスーパーはくと2号は運行中に地震が発生し、兵庫県たつの市の竜野駅で停車。午後10時現在、同県姫路市の網干駅まで動いて停車している。

 JR鳥取駅から大阪行き特急スーパーはくとに乗車する予定だった鳥取市内の会社員の男性(41)は「急きょ乗ろうとしたバスも運休となり、お手上げ状態。大阪市内で取引先企業との大切な打ち合わせを予定していたが、どうしようもない」と困惑顔。

 日本を旅行中のドイツ人学生ヤニック・ビッシュさん(23)も「ドイツでも雪や大雨で列車が止まることはあるが、地震でということはない。運行が再開するまで鳥取で時間をつぶすしかない」と諦め顔で話した。

 地震発生を受けて京阪神方面へ向かう高速バスの一部は、途中で引き返した。

 帰省中だった大阪府の大学に通う北村莉咲さん(22)が18日午後の授業に間に合うよう乗ったバスは、岡山県内でUターン。「揺れは感じなかったが、運転手さんのアナウンスで地震を知った。大阪にいる友人にも連絡を取ったが、心配。授業は休むしかない」とチケット払い戻し窓口に並んだ。

 鳥取バスターミナルによると、19日は通常運行に戻る予定だという。(取材班)