2018年7月10日

医療支援で倉敷派遣 西日本豪雨で日赤鳥取

 西日本豪雨を受け、日本赤十字社鳥取県支部(支部長・平井伸治県知事)は9日、甚大な浸水被害のあった岡山県倉敷市へ医療救護班を派遣した。避難所での医療支援や被災者の心のケアに当たる。

 医療救護班は医師や看護師、薬剤師など8人。12日まで倉敷市や高梁市の避難所を巡り、持病薬を持たずに避難した患者の救護や健康管理、感染症対策のほか、ストレスや不安を抱えた被災者のメンタルケアに応じる。

 鳥取県庁前で出発式があり、平井支部長が「鳥取中部地震では岡山県から多くの支援をいただいた。今こそ報いるとき。博愛の精神で医療支援に当たってほしい」と激励。班長の加藤耕平医師が「被災者の力になれるよう任務を全うしたい」と決意を語り、災害救護用車両で出発した。

 一方、鳥取県も岡山県内へ災害応援の先遣隊として職員計12人を派遣。8日夜にはうち2人が現地入りした。物資や人的支援のニーズ、建物被害の状況などを把握し、今後の具体的支援につなげる。(野木絢)