トップページ » 一覧

民俗講座「むかしのあそびをしよう!」

18年1月14日(日)

鳥取県の凧いろいろ
 1年間博物館だよりを読んでいただき、ありがとうございました。今年はいろいろありましたが、先日大山寺のご住職が揮毫(きごう)されたように、平成30年は「穏」やかな年であってほしいものです。
 さて、「もういくつねるとお正月」が歌い出しの唱歌『お正月』は、滝廉太郎作曲によるもので、1番の歌詞では、「凧(たこ)あげて こまをまわして」と男の子向けの遊びが、2番では「まりついて おいばねついて」と女の子向けのものが歌われています。
 男の子向けの遊びの代表、凧あげは正月から春先にかけての風物詩として親しまれてきました。かつての山陰地方では、男子の出生祝いとして大凧をあげる習俗が広くみられたといい、県内では西伯郡大山町を中心に2畳ないし6畳の大凧を作り、競い合う凧合戦をしたことが報告されています(「山陰の大凧揚げ習俗」として国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択)。
 現在、民俗資料として伝わっている鳥取県の凧は、鳥取市、若桜町、倉吉市で作られたもので、いずれも四角形の対角線上に絵が描かれて、なぜか「いか」と呼ばれています。あがった時もこの対角線が垂直方向となり、これが形状の特徴といえます。さらにこの対角線の延長上に「あし」と呼ばれる長い紙を付け、安定してあがるようにしますが、昔は紙ではなく荒縄を付けたそうです。いずれも四角い画面いっぱいに色鮮やかに描かれ、郷土玩具としても人気があります。
 新年は、このような凧に色を塗り、骨や糸を付けて実際にあげるという幼児向けの講座を開催します。親子で凧あげをしてみませんか。

 ◇民俗講座「むかしのあそびをしよう!」は1月14日午前10時から、幼児とその保護者が対象。申し込みは1月4日から電話で受け付け。電話0857(26)8044、鳥取県立博物館へ。
日程は変更される場合があります。
投稿マークのついたイベントの詳しい内容は投稿者に確認してください
2018.09
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
2018.10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31