秋季鳥取県高校野球 <8>

河井勇介主将
浜本翔太投手
 
【鳥取西】
投  浜本 翔太 (1)
捕  八木 晋作 (2)
一  衣笠 宗法 (1)
二◎ 河井 勇介 (2)
三  小林 和史 (1)
遊  山田 達典 (2)
左  山下 雄大 (2)
中  陰田 準貴 (1)
右  長谷 勇作 (1)
補  桜井  淳 (2)
〃  中村 竜也 (2)
〃  長谷川遼太 (1)
〃  高田 章央 (2)
〃  松本 大祐 (2)
〃  矢野 聡志 (2)
〃  福田 栄二 (2)
〃  山本  翼 (1)
〃  金兒 耕平 (1)
部長  絹見 芳宏
監督  美田 康彦

鳥取西

投手、攻撃は順調に力

 「優勝候補といわれるほどの実力はない。ギリギリまで力を伸ばしていかないと」と美田監督。東部リーグ1位ながら、まだまだ発展途上であることを強調する。

 レギュラーに5人の1年が入ることもその理由の1つ。エース番号を付ける浜本も1年。夏の県大会でも両コーナーの低めに投げ分ける抜群の制球力で活躍した。右腕・桜井はけがから復調。球威のあるカーブでカウントを稼ぎ、三振の取れる投手に成長した。野手から転向したチーム一の成長株・右の中村も控え、頼れる布陣になりつつある。

 打線は3番の河井がコンスタントに長打を打てるようになったのが心強い。長打力のある4番の八木、長谷、陰田の俊足コンビが上位に入る可能性が高く、バント、エンドランなど機動力をフル活用したい。

 投、攻は順調に力を付けているものの守備にやや不安を残す。エースが打たせて取る投球を身上としているだけに、ディフェンス面でのミスは致命傷になりかねない。内野を中心にレベルアップを図り、本番に備えている。

 美田監督は「中国大会出場を目標に、大会直前まで力を伸ばしていきたい」と話している。

 
【鳥取商】
投  山本 浩之 (2)
捕  西村 智文 (2)
一  奥  祥享 (1)
二  島村 憲知 (1)
三  前田 翔平 (1)
遊◎ 岡村 公貴 (2)
左  長戸 正和 (2)
中  土橋 浩介 (2)
右  巽  裕也 (1)
補  若林 浩史 (2)
〃  植田 陽介 (2)
〃  田中 敬人 (2)
〃  浜野 康太 (2)
〃  酒井 英二 (2)
〃  田中 勇太 (1)
〃  関尾 憲正 (1)
〃  川上 恭平 (1)
〃  福田 達矢 (1)
部長  山本  隆
監督  安井 宏樹
岡村公貴主将
山本浩之投手

鳥取商

4人の投手陣が安定

 投手力、攻撃力ともに高く上位を狙えるチームだが、安井監督は「まだ勝ち切る野球ができていない」と話す。

 4人の投手陣はともに夏以降、走り込んで球速が増し、スタミナも付いた。柱は夏からエースの山本で、130キロ中盤の力のある直球で抑え込む本格派。右上投げの巽はスライダーをコーナーに散らし速球で打ち取る。右上投げの若林は直球、カーブのキレで勝負。右横手の植田は制球が良くシンカーが武器。

 打線は長打力と走力を兼ね備えた打者が顔を連ねる。気迫あふれる先頭の前田、小技と長打に俊足と総合力の高い長戸の1、2番は強力。3番・山本はチャンスに強く、4番の巽はパワーヒッターながらタイミングを外されても打席内で矯正できるセンスがある。左打ちの5番・奥は逆方向への長打が期待できる。西村、島村の6番以降からもチャンスがつくれる。

 5点差を逆転された東部リーグを反省材料に、チームが勝てなかった原因を究明。安井監督は「小さい野球をするつもりはない。1人相撲にならないようにし、個々の高い能力を生かして1つ1つ勝ちたい」と話し、勝ちにこだわる野球で上位を目指す。

 
【由良育英】
投  川本 康寛 (2)
捕  赤坂 裕太 (2)
一  堀尾 洸太 (2)
二  若木  彰 (2)
三  森田  春 (2)
遊  鈴木  俊 (1)
左  松下 亮平 (2)
中  山崎  祥 (2)
右◎ 池山  渉 (2)
補  大西 健太 (2)
〃  村中 邦芳 (2)
〃  川上 恭平 (2)
〃  小椋 亮典 (2)
〃  吉本 桂樹 (2)
〃  時枝 亮平 (2)
〃  亘  洋祐 (2)
〃  永田 徳馬 (2)
〃  佐々木大輔 (1)
部長  知久馬大輔
監督  斎尾 博幸
池山 渉主将
川本康寛投手

由良育英

基本重視の戦い目指す

 中部リーグ1位になったものの、「失点が計算できないのがつらい」と課題を口にする斎尾監督。まだ、伸びしろを残す投手陣の整備、ディフェンス面の強化が必要になりそうだ。

 投手陣はエースの右スリークオーター川本、右上手・山崎のともに打たせて取るタイプの投手に加え、左腕・大西、1年の佐々木が控える。まだ細かい制球が課題。投手それぞれの実力に大差はなく、継投も考えられる。旧チームからの正捕手・赤坂の積極的なリードに期待したい。

 攻撃については「意味のないアウトが多過ぎる」と斎尾監督。今の時期に小さくまとまらず、思い切り振ることに専念している結果でもあるが、三振とフライがそれぞれ1試合平均5個以上あるのが悩み。コツコツつなぐ野球を目指すだけに、流れを断ち切るプレーを減らして大会に臨みたい。打順はまだ流動的。赤坂、山崎の旧チームからのレギュラーメンバーに長打を期待したいところ。打率3割台をキープしている堀尾、松下らも好調でうまくつながれば面白い。目標は「きちんと野球をすること」と斎尾監督。夏を見据え、走塁、バント、キャッチボールなど基礎をを重視した戦いを目指す。

 
【米子松蔭】
投  下村 達也 (1)
捕◎ 中野 真吾 (2)
一  川見 雄司 (2)
二  植田 祐太 (1)
三  宇田川真史 (2)
遊  梅林 千裕 (2)
左  横浜 義大 (2)
中  米原 聡一 (1)
右  北尾 俊輔 (2)
補  杉森 輝巳 (1)
〃  曽根大二朗 (1)
〃  山内 隆義 (1)
〃  中口 一弥 (1)
〃  鎌田 翔悟 (2)
〃  門脇  亮 (1)
〃  天野  亮 (1)
〃  渡部 洸平 (1)
〃  大森  徹 (2)
部長  岩垣 秀二
監督  朝西 知徳
中野真吾主将
曽根大二朗投手

米子松蔭

遠征で確かな手ごたえ

 夏の県大会後、北海道遠征に出てチームワークを強めた。その成果もあって西部リーグでは1位。「ひと回り大きくなり、強くなった」と朝西監督は確かな手ごたえを感じている。

 下村、曽根ら主力がケガで戦列を離れた時期もあったが、苦しい中で耐えることを学び「まだ実力が高いわけではないが、実力を百パーセント発揮できるチームになった」(朝西監督)。中でも、投手陣はすべて1年ながら安定感がある。右横手の下村と右上の曽根が2枚看板。下村は11試合73 2/3イニングを投げて防御率1点台。曽根はMAX130キロ超の直球を主体に低めに集める投球が光る。さらに杉森、中口らも控えている。

 植田、米原のバッティングセンスのある2人を上位に、チームの打点王・川見、長打力のある横浜を中軸に置いた打線は全体的に走力もあり、機動力を発揮しやすい布陣。チーム打率も3割台と当たっている。

 朝西監督就任以来、シード権を得た県大会ではすべてベスト4以上に進んでいるというジンクスもあり、同監督は「2年ぶりの中国大会出場を目指したい」と期待を込めて話している。

 
【 境 】
投  長谷岡 渉 (2)
捕  里見 佳祐 (1)
一  面谷 悠介 (2)
二  佐藤 雄介 (1)
三◎ 木下 順揮 (2)
遊  倉田 健司 (2)
左  黒見 憲太 (2)
中  岡部 哲史 (2)
右  大田 裕樹 (2)
補  豊嶋 翔矢 (2)
〃  堀田 吉恒 (2)
〃  浦川 智史 (1)
〃  中村 祐介 (2)
〃  影山  翔 (2)
〃  寺本 浩大 (1)
〃  井上 恵一 (1)
〃  專c 創士 (1)
〃  藤山大二郎 (1)
部長  岩崎  浩
監督  花島 佳克
木下順揮主将
長谷岡渉投手

全員野球で勝利つかむ

 「今、どれくらいの力を持っているのか。どこまで戦えるのか」−。今大会を来年の夏に向けてチームの底力を見極める大会と位置付ける花島監督。投手力中心の守りと、徹底した基本プレーで大会に臨む。

 夏の県大会以降、野球に向かう気持ちを高め、基本を強化するため、エースの長谷岡、主将の木下、経験豊富な岡部をポジションリーダーに置いて練習に励んだ。

 リーグをほとんど1人で投げ抜いたスリークオーターの右腕・長谷岡は四死球が少なくなり、粘りの投球ができるようになった。控えには球にキレのある藤山をはじめ堀田、專cらが脇を固める。守りは安定感のある三遊間の倉田と木下、足が速く守備範囲の広い中翼・岡部らが長谷岡をもり立てる。

 打線は打率2割台でパワー不足は否めない。唯一の3割打者の倉田をはじめ、里見、木下が軸。左右交互に組んだ打線と、確実なバントやスクイズで得点を狙う。

 「自分たちが今何をしないといけないかをしっかり考えて、泥臭く戦っていくつもり」(花島監督)と全員野球で勝ちにいく。

メンバー表の()数字は学年、◎は主将、メンバーは変更される場合があります。
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