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2008年7月10日の紙面から
−有力、注目選手を探る「投手編」−
「第90回全国高校野球選手権記念鳥取大会」が12日に倉吉市営野球場で開幕する。鳥取運動記者会(加盟15社)が全出場校を対象に行ったアンケートを基に大会の有力、注目選手を探った。投手編では、防御率を基準に各校エース級の上位15人を表1、それ以外の投手で一定の条件を満たした上位15人を表2にまとめた。(対戦相手、試合数、集計方法などがそれぞれで異なるため、順位は参考)
技巧光る平木(八頭) 制球力高い小畑(鳥取西)
各校のエース級=表1=の中で防御率1点台をマークしたのは平木(八頭)と小畑(鳥取西)の2人。今年は好投手が多いとされ、2点台も7人いる。特に右の本格派の投手が上位に目立った。
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| 直球とスライダーの抜群のコンビネーションで防御率トップに立った平木良典(八頭) |
最速142キロの直球と切れ味鋭いスライダーが武器の本格派右腕、小畑彰宏(鳥取西) |
防御率1・82でトップに立った平木は選抜での活躍が記憶に新しい。キレのいい直球とスライダーのコンビネーションで打たせて取る投球が光る。春の県大会後にやや調子を落としていたが、万全ならスタミナは申し分なく、完投能力も高い。
2位の小畑は1年から期待され、ついに最後の夏を迎える。MAX142キロの直球と切れ味鋭いスライダーが武器。制球力も高く、本来の投球をすれば簡単には崩れない。
3位には中上(倉吉北)と追谷(米子)がランクイン。中上はカーブ、スライダーのコンビネーションに磨きがかかり、失点は少ない。追谷は制球力が増し、投球術も付いた。左スリークオーターから繰り出す速球、スライダーは打ちづらい。5位は境の道信。135キロの直球にスライダー、スローカーブを織り交ぜて打ち取る。
6位の宇田川(米子西)は球を低めに集める投球が身上。ピンチに粘り強さを発揮する。7位の稲垣(米子松蔭)と9位の沢田(鳥取工)はともに伸びのある直球を軸に組み立てる。
8位は昨夏の準優勝投手の福本(倉吉総合)。右下手からの浮き上がる球は見えにくく、打者はてこずりそう。春の県大会を制した鳥取商の山根はランク外の防御率4点台だが、しっかり仕上げてくると春の再現も十分考えられる。
夏の大会では継投策も勝敗の鍵を握る。表2は各校の2番手以降を中心にまとめた。
1位、5位に八頭の宮本、山住が入った。それぞれ投球回は少ないが、エース平木をバックアップしている。2位の米子東の左腕岩崎は石田とともに2本柱として活躍している。3位の景山(米子松蔭)は稲垣の陰に隠れていたが、急成長で稲垣と肩を並べる存在になった。5位の角(境)は春の県大会4強の原動力として、道信との2枚看板で連覇を狙う。
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