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vol117人と地球に優しいエコな山村暮らし 2018/04/26
vol116住宅用太陽光発電「2019年問題」 買い取り満了 どう扱う!? 2018/02/27
vol115市民、企業、行政代表鼎談 2018/01/29

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vol112紙類回収、リサイクル 2017/10/28
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vol.68 とっとり次世代エネパーク 見て、触れる環境 多彩な30施設で構成


2013.10.30

 太陽光や風力、水力などの再生可能エネルギーが脚光を浴びる中、鳥取県は今年9月、太陽光や風力、水力、バイオマス発電など多様なエネルギー施設を網羅した「とっとり次世代エネルギーパーク」について、経済産業省の次世代エネルギーパークとして認定を受けた。発電所や工場、ショールームなど県内にある約30施設で構成。多彩なエネルギー施設で構成するパークは全国的にも珍しいという。“グリーンウェイブ”を進める鳥取県のエネパークの取り組みを探った。
環境施策のシンボルとなっている北栄町の北条砂丘風力発電所

▼▼中核施設を公開

 次世代エネルギーパークは、国民が太陽光などの再生可能エネルギーをはじめとする次世代エネルギーに、見て触れることで将来の環境とエネルギーの在り方を考える機会を提供するエネルギー関連施設や体験施設。

 米子市に建設中の「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」をはじめ、サントリーの雪室システム(江府町)、鳥取ガスグループのコージェネレーション(鳥取市)、境港市で稼働予定のバイオマス発電などを関連施設に位置付けた。

 中核施設は「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」の敷地内にある「とっとり自然環境館」。今月20日にオープンし、一般公開も始まった。メガソーラーの仕組みや県内の再生可能エネルギーの取り組みなどを解説する。

▼▼国内最大規模に


 「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」はソフトバンクグループが建設する大規模太陽光発電所(メガソーラー)で、来年2月の稼働を目指す。出力が4万2900キロワットで、完成時には国内最大規模となる。

 53・2ヘクタールの公有地に太陽光パネル約17万9千枚を設置。想定の年間発電量は4527万キロワット時で、一般家庭1万2千世帯の年間使用電力量に相当する。年間1万4300トンの二酸化炭素削減効果が期待できるという。

来年2月から稼動予定のソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク(シャープ株式会社提供)

▼▼環境のシンボル


 「未来を奏でる新しい風」として、2005年11月に本格稼働した北栄町の「北条砂丘風力発電所」。県中部を流れる天神川の河口西側に設置された風車9基は、エネルギーの地産地消、環境負荷のないエネルギーの推進を掲げ、「環境に配慮したやさしいまちづくり」を進める町の環境施策のシンボルとなっている。

 町は事前の風速調査を基に、年間推定売電電力量を2390万キロワットに設定。09年までの年間達成率は84〜92%だったが、10年は2397万9千キロワットに達し、年間の設定量を初めて上回った。

 発電所の総事業費は約28億円。生み出された電力は中国電力に売っており、同年の売電収入は過去最高の2億7500万円。11年度までに得た売電収入は約17億円に上り、発電所建設の借入金約23億4千万円の返済は18年度中に終了する見通しだ。

 県は、次世代エネルギー施設と周辺の観光地を組み合わせたエコツーリズムの推進や、環境団体などを対象にしたモニターツアーの実施などを企画。さらに環境や次世代エネルギーを観光資源としてもアピールする。

 県環境立県推進課では「再生可能エネルギーの普及や環境教育の推進のほか、観光客の誘致にもつなげていきたい」と話している。

ウォッチ地球環境

水不足は貧困化に拍車

2009年、ケニアのウカンバーニ。3月の雨季に雨がほとんど降らず、草が枯れ、家畜が大量死した=写真提供・藤村廉氏(青年海外協力隊愛知県OB会)
 人間にとって、水は生きていくために必要不可欠なものです。しかし世界では、衛生的な飲料水を手に入れるのが困難な状況にある人が約9億人、衛生的なトイレを利用できない人たちが約25億人いるといわれています。

 アフリカでは近年、異常気象により大規模な干ばつや洪水といった災害が多く発生し、安全な水の入手をさらに困難にしています。雨季にまったく雨が降らず、飲料水不足だけではなく農作物が枯死したり、家畜や野生動物が死んだりしています。

 もともと、社会基盤が脆弱(ぜいじゃく)で、安定して水を入手できない途上国の人たちにとっては、異常気象による水不足は貧困化に拍車をかけ、先進国に住む私たち以上に生命を脅かす大きな問題です。

 (鳥取県地球温暖化防止活動推進センター・上園由起)


トップが語る環境問題

鳥取電子株式会社
(鳥取市布勢)

代表取締役社長 谷口 昌弘

LED活用製品開発で貢献

 弊社は7年前よりLEDを活用した照明製造に携わっています。地域資源の杉、ヒノキ、和紙で製作した工芸品にLEDを仕込み新感覚の間接照明の開発やオフィス等で使用する直管型LED照明の開発を行っています。最近では国内最高スペック鳥取県発でソーラー一体型照明「てんとうくん」を開発し、地域のご協力もいただき製造販売しています。このようなLEDを活用した省エネ製品を地域と一緒になり環境問題に少しでも貢献できるよう取り組んでいます。

株式会社 建販
(鳥取市叶)

代表取締役社長 山内 智晃

CO2排出削減の「家」普及へ

 地球の温暖化が叫ばれるようになって久しい昨今、私たちの生活や暮らし方など、身近なところからの環境行動が以前にも増してとても重要となっています。私たちはその『暮らし』にスポットを当て、家庭からのCO2排出削減に大きく寄与する環境との共生住宅、『OMソーラーの家』の普及に努めています。近くの山で調達した木材を使用し、年間10棟の限定生産ですが、地球環境へのパッシブデザインをモットーに丁寧な暮らしのご提供にまい進してまいります。
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