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vol.78自然のパワー実感


2014.7.28

太陽光 風力 水力 バイオマス
再生可能エネルギー大切


太陽光発電の仕組みを学ぶ子どもたち=伯耆町上野
手動で発電する「体力発電機」を使って電気をつくる大変さを実感=米子市糀町1丁目
ソーラークッカーを使った調理にチャレンジする子どもたち=米子市糀町1丁目
 
 豊かな自然に恵まれた鳥取県は、太陽光や風力、水力、バイオマスなどの再生可能エネルギーを生み出している。そのエネルギーや自然の大切さを学ぼうと、未来を担う県内の子どもたちが8月、さまざまな体験学習を通して環境意識を高めた。

 「大きい」「すごい」−。ミヨシ産業伯耆町メガソーラー発電所(伯耆町上野)を訪れた県内の小学4〜6年生30人は、2万4250平方メートルという広大な敷地に設置された5256枚のソーラーパネルを前にして驚いた。

 子どもたちは、発電所の関係者から、年間の発電量は、1年間24時間つけたままにした32インチの液晶テレビ4千台分と同量で、一般家庭約300世帯の年間分に相当すること▽遊休地の有効活用や地球温暖化対策などのために発電所を造ったこと▽雑草対策として環境に優しく将来自然にかえる木材チップで敷地内を舗装していること−などを聞き、メガソーラー発電所の重要性や自然を大切にする気持ちをかみしめていた。

 子どもたちは、「夏休み自然エネルギーツアー」の参加者だ。同ツアーは、経済産業省の「次世代エネルギーパーク」に認定された県の委託を受け、県地球温暖化防止活動推進センター(鳥取市若葉台北1丁目)が初めて実施。8月に東部・中部・西部で自然エネルギーに関する施設を見学したり環境に関するさまざまな体験をする計5コースが展開され、県内の小学校中高学年生約150人が参加した。また、鳥取環境大学(同)の学生もサポートで加わった。

 この日は、同発電所のほか、県西部総合事務所(米子市糀町1丁目)も訪問し、地球温暖化対策に貢献するとされるペレットボイラーを見学。また、手動で発電する「体力発電機」を実際に動かしたり、太陽の光を集めて鍋を温めるソーラークッカーなどでカップケーキを作った。

 参加した小学5年の藤田息吹さんは「発電所のソーラーパネルがすごく大きかったし、自然って大切だと思った」、小学6年の池田彩乃さんは「再生可能な自然エネルギーは大切なので、もっと増やしてほしい」と話していた。

 同センターの山本ルリコ副センター長は「子どもたちは熱心に話を聞いたり、メモを取ったりしていた。自然のパワーのすごさやエネルギーをつくる大変さが実感できたと思う。また、大学生の環境教育にもつながった」と、振り返った。






氷ノ山自然ふれあい館響の森

五感全開 自然感じて

館長 鍜治川 大禎
(若桜町※米)

 響の森では、自然と人をつなぎ自然からのメッセージを通訳して伝えるプロであるインタープリターが常駐し、氷ノ山の多様な環境から目的に合わせたフィールドを選択し、登山・自然観察・沢登り・スノーシューハイク・ウインターキャンプ・創作体験等で氷ノ山の四季を楽しんでいただいています。イベントに参加し、五感を全開にして氷ノ山の自然を感じていただくことで、自分が住む身近な環境を見つめなおすきっかけになると思います。
※は券の刀が旧


ウォッチ地球環境

世界で最も汚染された地域

なめし革工場のある地域の川沿いで遊ぶ子どもたち(写真提供:ブラックスミス研究所)
 バングラデシュのバザーリバーグは、国連環境計画が2013年に発表した「世界で最も汚染された地域トップ10」にリストアップされた首都ダッカにある河川沿いの地域です。

 バングラデシュの皮革のなめし工場は270もあり、ほとんどは古く非効率な処理方法でダッカの主要河川に六価クロムなどの有毒廃棄物を流しています。また、革の切れ端を燃やす非公認事業者も多く、大気汚染も同時に発生しています。

 なめし工場の労働者は工場排水で汚染された池や運河沿いに住み、その水を生活用水として利用しています。廃液に多く含まれる六価クロムは発がん性があり、地域住民の健康被害はがんをはじめ気管支疾患や皮膚障害など甚大で、影響を受けている住民は16万人以上という調査報告もあります。

 私たちが海外から製品を購入する背景には、このように生産・加工地における環境問題と深くかかわっていることが多く、消費国としても先進国としても真剣に向き合う必要のある問題です。

 (鳥取県地球温暖化防止活動推進センター・山本ルリコ)

















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