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vol.85再生エネ代表 太陽光発電


2015.3.29

豊かな自然を利用


メガソーラーでは国内第5位の規模を持つ「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」(鳥取米子ソーラーパーク提供)
「とっとり自然環境館」では、太陽光発電をはじめ、県内の再生可能エネルギーを来場者に紹介している
とっとり次世代エネルギーパークの情報発信の拠点「とっとり自然環境館」
 太陽光発電としては国内第5位の規模を持つ米子市崎津地区の「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」。鳥取県内の豊かな自然を利用した再生可能エネルギーの中でも、太陽光はその代表だ。

■安心、安全■

 中海に面して、17万8776枚の太陽光パネルが広がる同ソーラーパーク。ソフトバンク子会社のSBエナジー(東京都)と三井物産(同)が設立した「鳥取米子ソーラーパーク」が建設。出力4万2900キロワットで、2014年2月1日に運転を始めた。

 設置の背景には東日本大震災による被害があった。電力が無ければ本業の通信サービスも提供できない。安心、安全な電力として再生可能エネルギーに絞り、制約も少なく、すぐに参入できたのが太陽光発電だった。

 年間予想発電量約4527万キロワット時は、一般家庭約1万2千世帯分の年間電力消費量に相当。全量を中国電力に売電している。スタートから1年が過ぎ、予想発電量には2月24日に到達した。

 米子市を含め、SBエナジーが手掛けるメガソーラー発電事業は全国で19基。ソフトバンク広報室は「事業は順調に推移している。さらに再生可能エネルギーの普及促進を図っていきたい」と話している。

■次 世 代■

 「ここは鳥取県の大自然を認識してもらう場所です」−。ソフトバンク鳥取米子ソーラーパークに併設された「とっとり自然環境館」で梅林正館長が話す。

 県は13年に経済産業省の認定を受け、「とっとり次世代エネルギーパーク」づくりを進めている。県内の豊かな自然が生む太陽光、風力、水力、バイオマス、雪氷熱などの再生可能エネルギー。県全体をエネルギーパークと位置付け、県民自らが自然の恩恵を認識する取り組みだ。

 その情報発信の拠点が、とっとり自然環境館で、これまでに約1万2千人が見学に訪れた。エネルギーパークには、見学などができる施設として東部6カ所、中部6カ所、西部22カ所を登録。新年度には、県企業局が整備する竹内団地西緑地など6カ所の太陽光発電が追加される予定だ。

 固定価格買取制度もあって県内企業などでも特に太陽光発電の設置は加速。県は、再生可能エネルギーによる電力自給率を14年度末までに28・8%まで高める−とした目標を達成できる見通しだ。

 県環境立県推進課では「太陽光発電の買い取りは、4月と7月に段階的に価格が引き下げられるが、太陽光は他に比べても導入しやすく有効なエネルギー」と話している。

トップが語る環境問題

自然への感謝の気持ちと恩返し

日本たばこ産業(鳥取市行徳)
鳥取営業所長 山本雅則

 JTでは、事業活動を自然由来の原材料に委ねており、自然への感謝・社会的責任の観点から、森林保全活動を智頭町にて、地元・行政の皆さまと協働で2007年から取り組んでいます。私たちの周りにある山々は、手入れをしてやらなければ荒廃が進むばかりです。私たちの生活にさまざまな恵みを与えてくれる緑あふれる自然が次の世代に引き継がれるよう、私たちJTはこれからも環境保全・創造の取り組みを地域の皆さまとともに進めてまいります。

ウォッチ地球環境

インドネシアの森林破壊

インドネシアの森林伐採地(写真出展:環境省「フォレストパートナーシッププラットフォーム」ホームページ)
 1万7千の島々からなる世界有数の森林国インドネシアは、アジアで最大規模の低地熱帯雨林を有し、生物種の宝庫と言われています。哺乳類で言えば、世界の陸地の1%程度の国土に世界の12%にあたる515種類が確認されています。

 しかし残念なことに、世界第2位の森林消失国で、森林破壊による泥炭地湿地帯からの排出を含めると世界第3位の温室効果ガス排出国でもあるのです。パームオイルや木材・紙パルプ原料生産のために森林伐採が進み、その影響で泥炭地が乾燥し、二酸化炭素が大量に放出されてしまうからです。

 国際的な支援もあり森林消失率は下がっていますが、木材や食用油、マーガリンやシャンプー、洗剤などインドネシア森林のパーム油に依存している私たちの社会を日常生活から見直し、グリーン購入(環境に配慮した買い物)を推進することも生物多様性保護や温暖化問題の解決に欠かせない取り組みであることを忘れてはいけません。

 (鳥取県地球温暖化防止活動推進センター 山本ルリコ)
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