自らの体験を踏まえ、大学生に鳥取県内への就職を呼び掛けている「とっとり就活サポーター」(県内企業の若手社員)。都会からのUターンや地元就職を決断したのは、鳥取にも自分らしく働ける魅力的な企業、職場があったから。ふるさとで仕事にやりがいを感じ、充実した日々を送る“ふるさと就職伝道師”たちの思い、近況などを8回にわたって紹介する。
とっとりふるさと就職魅力発信事業

(8)どのように暮らすか 多くの先輩社員と接して

「マイナビ」岡山支社長
白波瀬卓也さん(34)


インタビューに答え、学生らにアドバイスする白波瀬さん

 2018年卒の就職活動がスタート。ちまたでは「売り手市場」といわれるが、自分が本当に輝ける場所を見いだすのは、たやすいことではない。ライフキャリアを見据えた納得のいく選択について、学生向け就職情報などを提供する「マイナビ」岡山支社長の白波瀬卓也さん(34)に聞いた。

 −鳥取県で行う就活の留意点は。
 「地方には良い企業が少ない」など、間違った先入観を持つのは禁物。知らないだけで、実はある分野でトップシェアだったり、急成長中だったりと、魅力的な企業が存在する。
 企業を選択する基準はさまざまだが、収入面を重視する場合でも、家賃や支出などを考えると、地方で働いたほうが金銭的な余裕が生まれることはよくある。転勤や育児の可能性も踏まえて自分がどのように暮らしたいのかを考え、働く場所や企業を選択してもらいたい。

 −「輝ける場所」を見極めるには。
 就活での後悔の多くは「何となく」で自らのキャリアを決めてしまうことに起因する。そこで推奨しているのが「多くの社員と接すること」。情報サイトの鳥取県の先輩情報の確認はもちろん、合同企業説明会など実際に働いている社員と接触できる機会に積極的に参加して話を聞き、自らの姿をそこに投影することが効果的では。また、大学1、2年からのインターンシップへの参加も進路選択に役立つはず。

 −保護者は一番身近な社会人。
 保護者からの助言は、学生の意思決定に大きく影響する。学生本人が何をしたいのかをくみ取って助言するなど、納得のいく就活となるようサポートをお願いしたい。

 −就活中の学生に一言。
 迷う局面もあると思うが、広い視野に立って積極的に自分に合う仕事を見つけ、来年の春にはやる気に満ちた顔で、新社会人としてのスタートを切ってほしい。(おわり)

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