「永遠のジャンプ小僧」笠谷幸生さんは何を思い、どう考えたか

寡黙な1972年札幌五輪金メダリストが残した言葉から

  •  札幌冬季五輪で金メダルを獲得した宮の森ジャンプ競技場でインタビューに答える笠谷幸生さん=2021年11月23日
  •  父親が校長を務めた北海道の大江小学校跡。笠谷さんはこの周辺で小さな斜面を見つけては飽かずに飛んだ=2016年5月
  •  5歳ごろ、初めてのジャンプ用スキー板と記念撮影する笠谷幸生さん=1948年ごろ、北海道大江村(現仁木町)の自宅(提供写真)
  •  北海道・余市高時代に全日本選手権に出場した笠谷幸生さん=1960年2月、新潟県高田市金谷山シャンツェ
  •  札幌プレ五輪のジャンプ70メートル級で優勝した笠谷幸生さん=1971年2月、宮の森ジャンプ競技場

 4月23日朝、1972年札幌冬季五輪ノルディックスキー・ジャンプ70メートル級を制して日本人初の冬季五輪金メダリストになった笠谷幸生さんが亡くなった。80歳。肺を長く患った末の虚血性心疾患だった。欧...

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