各地で放課後児童クラブを受託運営するシダックス大新東ヒューマンサービスは13日、湯梨浜町はわい長瀬の羽合第2放課後児童クラブと琴浦町下伊勢の浦安放課後児童クラブで「新聞丸読み」活動を行った。児童らが日本海新聞を教材に、クイズ形式で新聞に親しんだ。
児童が記事や写真などに触れることで、新聞に慣れ親しむのが目的。
このうち、羽合の同クラブでは町内の児童約30人が参加。スタッフが「これは何ですか」と質問すると児童は「日本海新聞」と元気に答えた。また「2匹の犬が写っている写真は何ページに載っている?」「このページから自分の名前の文字を探そう」などと次々に問題を出し、子どもたちは新聞をめくって楽しそうに回答した。
羽合小4年の高橋凛さん(9)は「楽しかった。おばあちゃんの家でいとこと一緒にやってみたい」とにっこり。
学童保育事業本部の岡裕一エリア指導員は「家庭で新聞に触れる機会がない子どもが多い。児童クラブで引き続き新聞に触れる機会をつくりたい」と述べた。
同社は4月にも、北栄町内の二つの放課後児童クラブで新聞丸読み活動をしており、今後も取り組んでいくという。(尾上明)