倉吉地区更生保護女性会(明場暁美会長)は、「社会を明るくする運動」の一環として中学生の標語ポスターを作成した。
同会は1989年から毎年、同会が管轄する倉吉、三朝、湯梨浜の3市町の中学校のうち1校で講演会を開き、感想などを基に標語にしてもらう活動を続けている。
今年は鴨川中の全校生徒77人を対象に、元小学校長の大羽省吾さんが「正しく恐れて楽しく活用 情報リテラシー」と題して講演。生徒が作った標語の中から「目を向けて見える画面と見えない心」「SNS一歩間違えたらSOS」など優秀賞9点を選び、ポスターにした。
ポスターは同校の校区や管内の公民館などに配り、啓発に役立てる。明場会長は「インターネットは便利だが、安易な情報発信でトラブルに巻き込まれないようにしてほしい」と呼びかけた。