eスポーツで皮切り ねんりんピックのリハーサル大会 リズムに合わせ白熱

 来年10月に鳥取県で開かれる全国健康福祉祭(ねんりんピック)のリハーサル大会が2日、境港市で口火を切って行われた。全国初の開催種目となるeスポーツが行われる市民交流センター(同市上道町)では、競技種目の太鼓をたたくゲーム「太鼓の達人」の対戦があり、参加者は本番さながらの白熱した試合を繰り広げた。リハーサル大会は11月25日まで県内17会場で順次、開かれる。

 市内に住む60~80代の36人が出場し、3人一組のチームで優勝を争った。選手らは音楽に合わせて太鼓をたたき、応援席も一体となって盛り上がった。

 優勝した「ことぶきチーム」の渡辺真紀夫さん(76)=同市竹内町=は「即席チームでエントリーしたので優勝は驚いた。ゲーム画面が目の前にあり集中できたのが勝因。来年の予選を目標に練習したい」と意気込んだ。鳥取県eスポーツ協会の谷口拓也副理事長(32)は「選手候補をいかに集めるかが今後の課題。フレイルや認知症予防にどういう効果があるかも検証していきたい」と話した。

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