列車旅 お供はカレー 若桜鉄道が特別ツアー

 八頭・若桜両町を走る若桜鉄道で24日、同鉄道が倉吉市の牛肉専門店と連携して発売したレトルトカレーを味わう「若桜鉄道カレー列車」(八頭町観光協会主催)が運行した。参加者は紅葉に染まった景色を車窓から眺めながら、八頭町の特産の柿や鳥取和牛が使用されたカレーに舌鼓を打ち、列車旅を楽しんだ。

 「若桜鉄道カレー」は、ご当地カレーなどを手がけるあかまる牛肉店(倉吉市福庭町2丁目)が、八頭町のふるさと納税に出品している縁で手がけた。鳥取和牛とこおげ花御所柿を組み合わせた特製カレーで、パッケージの箱には若桜鉄道の観光列車や路線図などがデザインされている。

 特別ツアーには9人が参加。若桜駅を出発後、貸し切りの観光列車で若桜-郡家間を往復した。参加者らは「若桜鉄道カレー」の開発者や八頭町のブランド米・神兎の推進協会から、こだわりの味や若桜鉄道の魅力について話を聞いた。

 八頭町郡家から参加した三浅保則さん(79)は「列車でカレーを食べるのは初めて。肉もたくさん入っていて、深みのある味わいでおいしかった。箱は孫にあげたい」と笑顔で話した。

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