鳥取城北高2、3年で高校横綱に輝き、大相撲の宮城野部屋に入門する落合哲也(19)=鳥取県倉吉市出身=が1日、鳥取市西品治の同校で記者会見を開き、「目標は親方のような大横綱。大好きな鳥取に恩返しができるように精進したい」と力強く語った。(12月2日11、25面に関連記事)
身長180センチ、体重153キロの体格を生かした押し相撲を得意とする。9月の全日本実業団選手権個人で優勝し、1日に幕下15枚目格付け出しの資格が承認された。注目の大器は初場所(来年1月8日初日・両国国技館)でのデビューを目指している。
ともに会見に臨んだ宮城野親方(元横綱白鵬)は「取りこぼしの少ない強い関取になれば、間違いなく私の優勝45回の記録を抜ける」と活躍に期待した。同部屋には鳥取市出身で元幕内の幕下石浦、落合とともに同校で活躍した十両北青鵬や幕下向中野も所属。会見に同席して期待の大きさをうかがわせた。