鳥取藩藩校「尚徳館」お社 150年ぶり宇倍神社で発見 廃校で行方知れずに

  • 見つかったお社と、共同で調査した金田宮司(右)と岡村さん=6日、鳥取市国府町宮下の宇倍神社
  • 屋根の内側にあった墨書き。「安政五年二月吉日棟梁立川三丁目小倉園三郎真延」(右)「御社ニツ之内」と記されている

 鳥取藩の藩校「尚徳館」にあった二つのお社のうちの一つが、鳥取市国府町宮下の宇倍神社で発見され、関係者を驚かせている。お社は12代藩主、池田慶徳(よしのり)が1857(安政4)年に建造を命じたが、72年の廃校に伴い行方知れずとなっていた。尚徳館にあった建造物などの史料は数点しか残っておらず、150年ぶりの発見に同神社の金田祐季宮司は「貴重な史料に興奮を隠せない」と話す。

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